奈良朝と平安期の道真の時に祈雨、「雨降りの滝」と社叢、だんじり
[住所]大阪府岸和田市土生滝町17
[電話]072-426-1995
意賀美神社(おかみじんじゃ)は、大阪府岸和田市土生滝町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 和泉国 和泉郡「意賀美神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
阿間河滝村・土生滝村の産土神であり、水利の要所に祀られている。創建年代は不詳。御祭神は闇意賀美大神。
聖武天皇の治世、奈良時代の天平四年(732年)の夏に大旱魃があった際、祈雨の霊験があったといわれる。
また、陽成天皇の御代、平安時代の元慶八年(884年)に畿内で大旱魃があった際、菅原道真を奉幣使として祈雨したところ霊験があったとされる。
これ以降、雨降明神といわれるようになったという。
社殿の前を流れる津田川の上流に滝があり、日照りには、この水をさらえて神前に祈ると、必ず雨が降ったことから「雨降りの滝」と呼ばれている。
滝と緑の景観が素晴らしく、現在は大阪府の「みどりの百選」の一つに選ばれている。
ちなみに、当社は寛治4年(1090年)、土生神社の創建の由緒に登場する。
明治になり、村社に列し、明治40年(1907年)11月11日、土生滝にあった古元神社と一瀬神社を合祀した。
現在までに、市杵島姫命、八大竜王・牛頭天王、井滝岩神を併せて祀る。
例祭は10月5日。だんじりの曳行と宮入がある。
神社の森には、クスノキ・ヤマモモなど、約70種の暖帯樹が茂り、市の天然記念物に指定されている。
平成元年(1989年) 府の自然環境保全地域に選ばれ、平成16年(2004年)10月「神於山地区自然再生全体構想」 、平成17年(2005年)6月「神於山地区自然再生事業実施計画」に基づいた自然再生事業が行われている。
境内社に、厳島神社・意賀美荒神社がある。花山院厚卿筆による神額が伝わる。
【ご利益】
祈雨・天候、五穀豊穣、商売繁盛

【関連記事】
・大阪府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、大阪府に鎮座している神社の一覧
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意賀美神社(おかみじんじゃ)は、大阪府岸和田市土生滝町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 和泉国 和泉郡「意賀美神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
阿間河滝村・土生滝村の産土神であり、水利の要所に祀られている。創建年代は不詳。御祭神は闇意賀美大神。
聖武天皇の治世、奈良時代の天平四年(732年)の夏に大旱魃があった際、祈雨の霊験があったといわれる。
また、陽成天皇の御代、平安時代の元慶八年(884年)に畿内で大旱魃があった際、菅原道真を奉幣使として祈雨したところ霊験があったとされる。
これ以降、雨降明神といわれるようになったという。
社殿の前を流れる津田川の上流に滝があり、日照りには、この水をさらえて神前に祈ると、必ず雨が降ったことから「雨降りの滝」と呼ばれている。
滝と緑の景観が素晴らしく、現在は大阪府の「みどりの百選」の一つに選ばれている。
ちなみに、当社は寛治4年(1090年)、土生神社の創建の由緒に登場する。
明治になり、村社に列し、明治40年(1907年)11月11日、土生滝にあった古元神社と一瀬神社を合祀した。
現在までに、市杵島姫命、八大竜王・牛頭天王、井滝岩神を併せて祀る。
例祭は10月5日。だんじりの曳行と宮入がある。
神社の森には、クスノキ・ヤマモモなど、約70種の暖帯樹が茂り、市の天然記念物に指定されている。
平成元年(1989年) 府の自然環境保全地域に選ばれ、平成16年(2004年)10月「神於山地区自然再生全体構想」 、平成17年(2005年)6月「神於山地区自然再生事業実施計画」に基づいた自然再生事業が行われている。
境内社に、厳島神社・意賀美荒神社がある。花山院厚卿筆による神額が伝わる。
【ご利益】
祈雨・天候、五穀豊穣、商売繁盛

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