河童伝説・七シコブチの一つ、江戸期の本殿、8月に「久多の花笠踊」
[住所]京都府京都市左京区久多中の町362
[電話]075-748-2175
思古渕社(しこぶちしゃ)は、京都府京都市左京区久多中の町にある神社。近代社格では村社。志古淵神社(しこぶちじんじゃ)とも称される。御朱印の有無は不明。
御祭神は思子淵神。創祀年代は不詳。平安時代、延暦12年(793年)の創建ともされる。
鎌倉時代の天福元年(1233年)の『久多□(「荘」カ)田代注進状』に記載され、この時にはすでに鎮座していた。
室町時代の文安2年(1445年)、社殿が修復され、江戸時代になり、寛文12年(1672年)、現在の本殿が造営された。この本殿は、市の有形文化財に指定されている。
七シコブチの一つ。七シコブチ(思子淵・志古渕・信興淵)とは、京都府と滋賀県を流れる安曇川流域固有の信仰神である「しこぶち神」を祀る主要な7社の総称である。
いずれもガワタロウ伝説、つまり河童(カッパ)に関する伝承が残る。現在当社は、左京区久多の産土神として信仰されている。
例祭は6月19日に近い日曜日で、村祭り。8月24日に花笠踊が奉納される。
室町時代に京で流行した風流踊の流れを汲み、地域的特色の見られ、「久多の花笠踊」として、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
他に、1月3日には弓はじめがある。「久多山の神・お弓」として、市登録無形民俗文化財。
5月5日には午祭りが、9月9日に近い日曜日にはてんてんがある。
境内社に、若宮社(応神天皇)、山神社(大山祇神)がある。若宮社の御祭神について、『愛宕郡村志』では、久多村の元祖、中納言兼忠の霊を祀るという説を掲げる。
【ご利益】
五穀豊穣、地域安全
【関連記事】
・重要無形民俗文化財「久多の花笠踊」 - 美しい造花、中世に流行した風流踊を伝える
・京都府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、京都府に鎮座している神社の一覧
[電話]075-748-2175
思古渕社(しこぶちしゃ)は、京都府京都市左京区久多中の町にある神社。近代社格では村社。志古淵神社(しこぶちじんじゃ)とも称される。御朱印の有無は不明。
御祭神は思子淵神。創祀年代は不詳。平安時代、延暦12年(793年)の創建ともされる。
鎌倉時代の天福元年(1233年)の『久多□(「荘」カ)田代注進状』に記載され、この時にはすでに鎮座していた。
室町時代の文安2年(1445年)、社殿が修復され、江戸時代になり、寛文12年(1672年)、現在の本殿が造営された。この本殿は、市の有形文化財に指定されている。
七シコブチの一つ。七シコブチ(思子淵・志古渕・信興淵)とは、京都府と滋賀県を流れる安曇川流域固有の信仰神である「しこぶち神」を祀る主要な7社の総称である。
いずれもガワタロウ伝説、つまり河童(カッパ)に関する伝承が残る。現在当社は、左京区久多の産土神として信仰されている。
例祭は6月19日に近い日曜日で、村祭り。8月24日に花笠踊が奉納される。
室町時代に京で流行した風流踊の流れを汲み、地域的特色の見られ、「久多の花笠踊」として、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
他に、1月3日には弓はじめがある。「久多山の神・お弓」として、市登録無形民俗文化財。
5月5日には午祭りが、9月9日に近い日曜日にはてんてんがある。
境内社に、若宮社(応神天皇)、山神社(大山祇神)がある。若宮社の御祭神について、『愛宕郡村志』では、久多村の元祖、中納言兼忠の霊を祀るという説を掲げる。
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