江戸前期に新田開発祈願で大和を勧請して創建、「早間の大宮前ばやし」
[住所]東京都杉並区宮前3-1-2
[電話]03-3332-0520
春日神社(かすがじんじゃ)は、東京都杉並区宮前にある神社。近代社格では村社。宮前春日神社、大宮前春日神社とも。
江戸時代前期の万治年間(1658年-1660年)、大宮前新田を開村した旧関村の名主である井口八郎右衛門信忠が、開発成功祈願のため、大和国春日大社を勧請・創建した。
御祭神は、武甕槌命・天児屋命・経津主神・毘売命。境内の石燈籠2基は、江戸時代前期の文久2年(1682年)10月の造立。
旧大宮前新田の鎮守で、別当寺は現在も当社に隣接する日蓮宗井口山慈宏寺だった。なお、井口家の分家が創建した神明社が、三鷹市上連雀にある。
明治5年(1872年)11月、村社に列した。現在の拝殿は明治10年(1877年)、本殿は明治21年(1888年)に造営されたもの。
石造りの大神鹿一双は明治27年(1894年)4月に、小鹿一双は明治33年(1900年)4月に、それぞれ氏子が奉納したという。
社頭左の「大宮前鎮守」と刻まれた石碑は、昭和44年(1969年)11月1日に住居表示が実施された際、廃止される「大宮前」の地名を保存する目的で建立された。
例祭は9月15日。当社の本務社である下高井戸浜田山八幡神社の宮司が指導して伝えた「早間の大宮前ばやし」が、今も郷土芸能として奉納されているという。
近年は夏には盆おどり、11月10日から15日にかけて菊の展覧会が催されるという。
境内に安置されている力石は区の登録有形民俗文化財。狩野洞月詮信筆の板絵着色雷神図も伝わる。
境内社には、第六天神社・豊国稲荷神社の合殿と三峯神社がある。
現在は下高井戸八幡神社の兼務神社。当社の御朱印も下高井戸八幡神社で頂ける。
【ご利益】
地域安全、地域振興、事業成功、武運長久・勝運
【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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春日神社(かすがじんじゃ)は、東京都杉並区宮前にある神社。近代社格では村社。宮前春日神社、大宮前春日神社とも。
江戸時代前期の万治年間(1658年-1660年)、大宮前新田を開村した旧関村の名主である井口八郎右衛門信忠が、開発成功祈願のため、大和国春日大社を勧請・創建した。
御祭神は、武甕槌命・天児屋命・経津主神・毘売命。境内の石燈籠2基は、江戸時代前期の文久2年(1682年)10月の造立。
旧大宮前新田の鎮守で、別当寺は現在も当社に隣接する日蓮宗井口山慈宏寺だった。なお、井口家の分家が創建した神明社が、三鷹市上連雀にある。
明治5年(1872年)11月、村社に列した。現在の拝殿は明治10年(1877年)、本殿は明治21年(1888年)に造営されたもの。
石造りの大神鹿一双は明治27年(1894年)4月に、小鹿一双は明治33年(1900年)4月に、それぞれ氏子が奉納したという。
社頭左の「大宮前鎮守」と刻まれた石碑は、昭和44年(1969年)11月1日に住居表示が実施された際、廃止される「大宮前」の地名を保存する目的で建立された。
例祭は9月15日。当社の本務社である下高井戸浜田山八幡神社の宮司が指導して伝えた「早間の大宮前ばやし」が、今も郷土芸能として奉納されているという。
近年は夏には盆おどり、11月10日から15日にかけて菊の展覧会が催されるという。
境内に安置されている力石は区の登録有形民俗文化財。狩野洞月詮信筆の板絵着色雷神図も伝わる。
境内社には、第六天神社・豊国稲荷神社の合殿と三峯神社がある。
現在は下高井戸八幡神社の兼務神社。当社の御朱印も下高井戸八幡神社で頂ける。
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