江戸前期創建の漁師町・御林の総鎮守、8月例祭で大神輿の渡御
[住所]東京都品川区東大井1-20-10
[電話]-
鮫洲八幡神社(さめずはちまんじんじゃ)は、東京都品川区東大井にある神社。近代社格では村社。正式名称は八幡神社のみ。「しながわ百景」の一つ。参拝すれば、御朱印を頂ける。
創建年代は不詳。江戸時代前期の寛文8年(1668年)の書上帳に記載されていることから、御林町草創より建立されていたものと推定される。
御祭神は誉田別尊で、気長足姫尊を配祀する。古くは御林八幡宮と称し、御林町の総鎮守だったという。
旧東海道沿いにある御林町(おはやしまち)は、漁師町・猟師町で、御菜肴八ヶ浦の一つ。
御菜肴浦とは、新鮮な魚介類を将軍家に献上する義務を持たされた漁場。八ヶ浦は本芝・芝金浦・品川浦・御林・羽田・生麦・神奈川・新宿の各猟師町。
別当は常林寺(来迎院)と来福寺で、それぞれ隔年で奉仕していたという。江戸時代中期の元文3年(1739年)に修復遷宮し、後期の文化10年(1813年)に再建された。
境内には土地柄、猟師の寄進した嘉永2年(1849年)造立の狛犬や安政3年(1856年)造立の灯篭がある。
昭和4年(1929年)、白山神社(伊弉諾神・伊弉冉神)を合祀。現在の社殿は昭和47年(1972年)に造営されたもの。
例祭は、以前は8月14・15・16日、現在は8月14日近くの金・土・日曜日の3日間。土曜日の深夜、大神輿の宮出しが行われ、朝7時頃にかけて御旅所まで担がれる。
そして、日曜日の15時から再び担がれ18時に当社に納められる前後合わせて6本の横棒を担ぎ、笛と大拍子にあわせて渡御される。
以前は海中祭が行われ、鮫洲浦で海中渡御があった。現在は行われていない。その際の大神輿が惣町大神輿で、現在は八幡神社大神輿と2基の大神輿がある。
境内社に、出世稲荷神社、そして池の中に通称弁天社の厳島神社と通称水神社の漁呉玉神社がある。
【ご利益】
厄災除け、大漁満足・商売繁盛、安産(公式HP)

【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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鮫洲八幡神社(さめずはちまんじんじゃ)は、東京都品川区東大井にある神社。近代社格では村社。正式名称は八幡神社のみ。「しながわ百景」の一つ。参拝すれば、御朱印を頂ける。
創建年代は不詳。江戸時代前期の寛文8年(1668年)の書上帳に記載されていることから、御林町草創より建立されていたものと推定される。
御祭神は誉田別尊で、気長足姫尊を配祀する。古くは御林八幡宮と称し、御林町の総鎮守だったという。
旧東海道沿いにある御林町(おはやしまち)は、漁師町・猟師町で、御菜肴八ヶ浦の一つ。
御菜肴浦とは、新鮮な魚介類を将軍家に献上する義務を持たされた漁場。八ヶ浦は本芝・芝金浦・品川浦・御林・羽田・生麦・神奈川・新宿の各猟師町。
別当は常林寺(来迎院)と来福寺で、それぞれ隔年で奉仕していたという。江戸時代中期の元文3年(1739年)に修復遷宮し、後期の文化10年(1813年)に再建された。
境内には土地柄、猟師の寄進した嘉永2年(1849年)造立の狛犬や安政3年(1856年)造立の灯篭がある。
昭和4年(1929年)、白山神社(伊弉諾神・伊弉冉神)を合祀。現在の社殿は昭和47年(1972年)に造営されたもの。
例祭は、以前は8月14・15・16日、現在は8月14日近くの金・土・日曜日の3日間。土曜日の深夜、大神輿の宮出しが行われ、朝7時頃にかけて御旅所まで担がれる。
そして、日曜日の15時から再び担がれ18時に当社に納められる前後合わせて6本の横棒を担ぎ、笛と大拍子にあわせて渡御される。
以前は海中祭が行われ、鮫洲浦で海中渡御があった。現在は行われていない。その際の大神輿が惣町大神輿で、現在は八幡神社大神輿と2基の大神輿がある。
境内社に、出世稲荷神社、そして池の中に通称弁天社の厳島神社と通称水神社の漁呉玉神社がある。
【ご利益】
厄災除け、大漁満足・商売繁盛、安産(公式HP)

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