江戸前期に立会川上下流が分離で創建、9月例祭、10年に一度の式年祭
[住所]東京都品川区二葉1-3-24
[電話]03-3782-7349
下神明天祖神社(しもしんめいてんそじんじゃ)は、東京都品川区二葉にある神社。近代社格では村社。正式名称は天祖神社。神明宮とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。
社伝によれば、鎌倉時代末期の元享2年(1322年)、武蔵国一帯が大旱魃に襲われた。
大森厳正寺の当主である第二世法密上人が、寺の戌亥(北西)、森林内にあった古池のほとりに祀られていた龍神社に雨乞いの断食祈願を行った。
これが成就して大雨が降り注ぎ、危機を免れた。これに感激した蛇窪村の住人達が神恩に感謝して奉斎したのが、現在の上神明天祖神社だとされる。
江戸時代前期の正保年間(1644年-1647年)、蛇窪村が立会川の上流地域と下流地域に分離するのに伴い、当社が創建され、村の鎮守となった。
御祭神は、天照大神・応神天皇・天児屋根命。
明治7年(1874年)4月2日、村社に列し、明治42年(1909年)12月12日、稲荷社が境内に遷座した。昭和48年(1973年)、現社殿に造替された。
例祭は9月中旬。10年ごとに例年よりも大きな規模での渡御や稚児行列などの行事を行う。次回は2023年。
稚児行列に関しては近年、5年に一度に改められ、次回は2018年となる予定。
毎年7月初めには、千葉県犬吠埼で形代流神事が行われる。また、2月3日には節分祭があり、豆まきがある。
境内社の稲荷社の脇に斎田があり、5月連休最終日に御田植祭が斎行される。御神木である榧(カヤ)をはじめ、境内の21本の樹木が区保存樹に指定されている。
二の鳥居手前の狛犬は昭和7年(1932年)に、拝殿側の狛犬は昭和8年(1933年)にそれぞれ奉納されたもので、区内最大だという。
平成28年(2016年)に発生した熊本地震の復興支援のため、同年中を目途に復興支援御朱印が授与された。初穂料は全て被災神社の復興資金として送金される。
戸越5丁目に飛び地末社の戸越稲荷神社(宇迦之御魂大神・大宮能売大神・佐田彦大神・田中大神・四大神)がある。江戸時代後期の文政元年(1818年)創建。
【ご利益】
開運招福、厄災除け、学業・受験合格(公式HP)

【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
[電話]03-3782-7349
下神明天祖神社(しもしんめいてんそじんじゃ)は、東京都品川区二葉にある神社。近代社格では村社。正式名称は天祖神社。神明宮とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。
社伝によれば、鎌倉時代末期の元享2年(1322年)、武蔵国一帯が大旱魃に襲われた。
大森厳正寺の当主である第二世法密上人が、寺の戌亥(北西)、森林内にあった古池のほとりに祀られていた龍神社に雨乞いの断食祈願を行った。
これが成就して大雨が降り注ぎ、危機を免れた。これに感激した蛇窪村の住人達が神恩に感謝して奉斎したのが、現在の上神明天祖神社だとされる。
江戸時代前期の正保年間(1644年-1647年)、蛇窪村が立会川の上流地域と下流地域に分離するのに伴い、当社が創建され、村の鎮守となった。
御祭神は、天照大神・応神天皇・天児屋根命。
明治7年(1874年)4月2日、村社に列し、明治42年(1909年)12月12日、稲荷社が境内に遷座した。昭和48年(1973年)、現社殿に造替された。
例祭は9月中旬。10年ごとに例年よりも大きな規模での渡御や稚児行列などの行事を行う。次回は2023年。
稚児行列に関しては近年、5年に一度に改められ、次回は2018年となる予定。
毎年7月初めには、千葉県犬吠埼で形代流神事が行われる。また、2月3日には節分祭があり、豆まきがある。
境内社の稲荷社の脇に斎田があり、5月連休最終日に御田植祭が斎行される。御神木である榧(カヤ)をはじめ、境内の21本の樹木が区保存樹に指定されている。
二の鳥居手前の狛犬は昭和7年(1932年)に、拝殿側の狛犬は昭和8年(1933年)にそれぞれ奉納されたもので、区内最大だという。
平成28年(2016年)に発生した熊本地震の復興支援のため、同年中を目途に復興支援御朱印が授与された。初穂料は全て被災神社の復興資金として送金される。
戸越5丁目に飛び地末社の戸越稲荷神社(宇迦之御魂大神・大宮能売大神・佐田彦大神・田中大神・四大神)がある。江戸時代後期の文政元年(1818年)創建。
【ご利益】
開運招福、厄災除け、学業・受験合格(公式HP)

【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧

コメント