諸輪古墳に関連した社? 日本武尊の「本場」尾張国でも珍しい社号
[住所]愛知県愛知郡東郷町大字諸輪字中市165
[電話]0561-39-1593
白鳥神社(しらとりじんじゃ)は、愛知県愛知郡東郷町諸輪中市にある神社。日本武尊を主祭神とする。近代社格では郷社。現在は愛知県神社庁の五等級社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
創建年代は不詳。遅くとも室町時代には存在していたとされ、隣接する諸輪古墳に関連した社ともされるため、創祀を古墳時代までさかのぼる説もある。
棟札などによれば、かつては「諸輪大明神」と呼ばれていた。室町時代から戦国時代にかけて、武家の崇敬が篤かった。文亀元年(1501年)、「白鳥大明神」に改称。
江戸時代中期の寛政7年(1795年)、熱田神宮の鳥居が当社に移されたという。
ちなみに、熱田神宮の関係からか、尾張国には日本武尊を祀る神社は多いものの、そのほとんどが八劔神社(八剣神社)などを称する。
全国的に多くみられる、日本武尊を奉斎する白鳥神社という社号も、旧尾張国内では極めて珍しい部類に入るという。
日本武尊がこの地で薨去し、白鳥となり、他所へ飛び去ったために、逆に当地では白鳥伝説に馴染みがないのか、であれば、当社があえて現社号にしたのはなぜなのか。
明治5年(1872年)、現社号に改称して村社に列した。現在の拝殿は明治41年(1908年)に建立されたもの。
昭和8年(1933年)、熱田神宮の鳥居から、現在の石造の鳥居が奉納された。昭和17年(1942年)、郷社に昇格した。
昭和46年(1971年)2月に名古屋市八事より稲荷神社が当社境内に遷座。現在の本殿は昭和54年(1979年)に建造されたもの。
境内社は他に、御嶽神社、津島神社、熊野社、白山社、八幡社、八王子社、山之神社がある。平成8年(1996年)には氏子より神馬像が奉納された。
当社には3台の祭囃子の屋台があり、夏の輪くぐり神事には3台揃って神前まで引き出される。
境内は広く、社殿もしっかり整備されているが、現在は同町春木狐塚の富士浅間神社の兼務社である。
【ご利益】
厄災除け、武運長久・勝運、交通・旅行安全
【関連記事】
・愛知県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、愛知県に鎮座している神社の一覧
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白鳥神社(しらとりじんじゃ)は、愛知県愛知郡東郷町諸輪中市にある神社。日本武尊を主祭神とする。近代社格では郷社。現在は愛知県神社庁の五等級社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
創建年代は不詳。遅くとも室町時代には存在していたとされ、隣接する諸輪古墳に関連した社ともされるため、創祀を古墳時代までさかのぼる説もある。
棟札などによれば、かつては「諸輪大明神」と呼ばれていた。室町時代から戦国時代にかけて、武家の崇敬が篤かった。文亀元年(1501年)、「白鳥大明神」に改称。
江戸時代中期の寛政7年(1795年)、熱田神宮の鳥居が当社に移されたという。
ちなみに、熱田神宮の関係からか、尾張国には日本武尊を祀る神社は多いものの、そのほとんどが八劔神社(八剣神社)などを称する。
全国的に多くみられる、日本武尊を奉斎する白鳥神社という社号も、旧尾張国内では極めて珍しい部類に入るという。
日本武尊がこの地で薨去し、白鳥となり、他所へ飛び去ったために、逆に当地では白鳥伝説に馴染みがないのか、であれば、当社があえて現社号にしたのはなぜなのか。
明治5年(1872年)、現社号に改称して村社に列した。現在の拝殿は明治41年(1908年)に建立されたもの。
昭和8年(1933年)、熱田神宮の鳥居から、現在の石造の鳥居が奉納された。昭和17年(1942年)、郷社に昇格した。
昭和46年(1971年)2月に名古屋市八事より稲荷神社が当社境内に遷座。現在の本殿は昭和54年(1979年)に建造されたもの。
境内社は他に、御嶽神社、津島神社、熊野社、白山社、八幡社、八王子社、山之神社がある。平成8年(1996年)には氏子より神馬像が奉納された。
当社には3台の祭囃子の屋台があり、夏の輪くぐり神事には3台揃って神前まで引き出される。
境内は広く、社殿もしっかり整備されているが、現在は同町春木狐塚の富士浅間神社の兼務社である。
【ご利益】
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