雨乞いに霊験ある水神・龍神「武塔の天神」、府内最古の春日造本殿
[住所]大阪府泉佐野市上之郷45
[電話]072-468-0540
意賀美神社(おがみじんじゃ)は、大阪府泉佐野市上之郷にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 和泉国 日根郡「意賀美神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。
創祀年代は不詳。御祭神は高龗神で、龍神すなわち水を支配する神。俗に「武塔の天神」とも称される。古来、雨乞、雨に霊験があると伝えられている。
古くは社司10軒あり、年長者を推して祭主としたという。もとは上之郷村字布都の山中に鎮座したが、天正年間(1573年-1592年)に焼失、現在地に遷座した。
明治5年(1872年)、村社に列し、明治40年(1907年)、神饌幣帛供進社に指定された。
明治41年(1908年)にはもとは字堂ケ谷に鎮座し、「奥ノ院」と称した堂ケ谷神社や、字池尻の村社若宮神社・字正法寺の村社弥栄神社を合祀。
大正14年(1925年)、郷社に昇格した。他の境内社として、奥神社・大国神社などがある。例祭は10月9日。
現存の本殿は嘉吉2年(1442年)に建立された、春日造としては府内最古の建造物。国の重要文化財に指定されている。
向拝軒唐破風。全体に彩色を施し、虹梁形の頭貫。禅宗様の木鼻、緻密な彫刻の蟇股、和様の繋梁など細部様式に室町時代の特色を表している。
しかし、天正年間に焼失したのに、それに先行する建造物が現存しているのはどういうことなのか、不明。
焼失を免れ、移築されたのか、焼失後に遷座した現在地にもとから存在していたものか。
なお、枚方市と岸和田市に同名のやはり式内の神社がある。枚方市のものが河内国茨田郡の旧村社、岸和田市のものが和泉国和泉郡の旧村社。いずれも同様の、水の神を祀る。
【ご利益】
水の神、雨乞い、祈雨、天候、五穀豊穣
【関連記事】
・大阪府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、大阪府に鎮座している神社の一覧
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意賀美神社(おがみじんじゃ)は、大阪府泉佐野市上之郷にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 和泉国 日根郡「意賀美神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。
創祀年代は不詳。御祭神は高龗神で、龍神すなわち水を支配する神。俗に「武塔の天神」とも称される。古来、雨乞、雨に霊験があると伝えられている。
古くは社司10軒あり、年長者を推して祭主としたという。もとは上之郷村字布都の山中に鎮座したが、天正年間(1573年-1592年)に焼失、現在地に遷座した。
明治5年(1872年)、村社に列し、明治40年(1907年)、神饌幣帛供進社に指定された。
明治41年(1908年)にはもとは字堂ケ谷に鎮座し、「奥ノ院」と称した堂ケ谷神社や、字池尻の村社若宮神社・字正法寺の村社弥栄神社を合祀。
大正14年(1925年)、郷社に昇格した。他の境内社として、奥神社・大国神社などがある。例祭は10月9日。
現存の本殿は嘉吉2年(1442年)に建立された、春日造としては府内最古の建造物。国の重要文化財に指定されている。
向拝軒唐破風。全体に彩色を施し、虹梁形の頭貫。禅宗様の木鼻、緻密な彫刻の蟇股、和様の繋梁など細部様式に室町時代の特色を表している。
しかし、天正年間に焼失したのに、それに先行する建造物が現存しているのはどういうことなのか、不明。
焼失を免れ、移築されたのか、焼失後に遷座した現在地にもとから存在していたものか。
なお、枚方市と岸和田市に同名のやはり式内の神社がある。枚方市のものが河内国茨田郡の旧村社、岸和田市のものが和泉国和泉郡の旧村社。いずれも同様の、水の神を祀る。
【ご利益】
水の神、雨乞い、祈雨、天候、五穀豊穣
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