千早城の鎮守の八幡、楠木正成らを合祀、金剛登山口から徒歩約20分
[住所]大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早
[電話]0721-72-0081

千早神社(ちはやじんじゃ)は、大阪府南河内郡千早赤阪村千早にある神社。近代社格では府社。通称は楠社。御朱印は登山口千早椎茸センターで頂ける。

南北朝時代初期の元弘2年/正慶元年(1332年)、千早城が築城された際、その本丸に、城の鎮守として八幡大菩薩を祀って創建された。

後に楠木正成卿、楠木正行朝臣、正成卿夫人の久子刀自を合祀した。

明治7年(1874年)に社殿を再建、明治12年(1879年)に祠を建て、現社号に改称した。

明治40年(1907年)に周辺にあった吉年の金峯神社、小吹の八坂神社、千早の坂本神社、中津神社を合祀した。

ただし、坂本神社以外、復社しているようだ。現在、当社は相殿に大市媛命天太玉命を祀る。例祭は、10月17日と、楠公戦死の日である5月25日。

最近は5月25日の直近の日曜日、地元の小学生を中心に千早赤阪村の村民が参加して運動会と餅まきが行われる。

金剛登山口から徒歩で約20分ほどで到着する。石段を登りきった所が四の丸で城内で一番広い曲輪。

国の史跡に指定されている千早城址として、社務所付近が三の丸、神社社殿付近が二の丸、社殿の背後が本の丸となっている。

【ご利益】
武運長久・勝運、諸願成就、地域安全
千早神社 大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早
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千早神社 大阪府南河内郡千早赤阪村千早の御朱印