源義家が渡裸川の渡し場に白幡を立て祈願、掃部宿、千住七福神
[住所]東京都足立区千住宮元町3-8
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白幡八幡神社(しらはたはちまんじんじゃ)は、東京都足立区千住宮元町にある神社。近代社格では旧無格社。正式には八幡神社のみ。白幡八幡宮とも。

源義家(1039年-1106年)が奥州征伐に赴く際、渡裸川の渡し場に白幡を立て戦勝祈願をし、その白幡が名称の起源とされ、祀られることになったという。

安土桃山時代の文禄年間(1593年-1596年)、遠州石出から国替えにより下総国千葉に移り住んだ掃部亮吉胤が武蔵国足立郡本木村に移転した。

以後、当地を開墾して慶長3年(1596)、千住宿に接して掃部宿を開発した。

その後、名主・庄左衛門が元和2年(1615)に創建された千住仲町氷川神社に、先祖から伝えられた「白幡」を奉納して白幡八幡社(誉田別尊)として合祀された。

『新編武蔵風土記稿』にも掃部宿の八幡社として記載がある。別当は不動院。

明治41年(1908年)、現在地に社殿が建立され、氷川神社から分祀、氷川神社の摂社と位置付けられた。その後独立したのか、無格社となった。

昭和20年(1945年)、戦災のために社殿が焼失したが、昭和34年(1959年)に再建された。

千住神社の南200メートルほど、国道4号線、日光街道沿いに鎮座する。例祭は9月14日。

千住七福神の毘沙門天。通常は無人で、千寿七福神の期間である1月上旬のみ、御朱印を頂けるという。

【ご利益】
武運長久・勝運、厄災除け
白幡八幡神社 東京都足立区千住宮元町
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白幡八幡神社 東京都足立区千住宮元町の御朱印