垂仁朝に天照大神が顕現、『日本書紀』記載の良田献上、梛の大木
[住所]兵庫県姫路市林田町下伊勢字上ノ段492-1
[電話]0791-65-1529
梛神社(なぎじんじゃ)は、兵庫県姫路市林田町下伊勢上ノ段にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 揖保郡「粒坐天照神社」に比定される式内社(名神大社)の論社。近代社格では村社。
当地は『播磨国風土記』の伊和大神の話の中で、「伊勢野」の名で記される古い土地柄。外来文化の摂取も行われた豊かな里とされる。
その下伊勢の地にあって、古記によれば、第11代垂仁天皇26年、伊勢村西南の七五三嶽より東北隅、窟山に至り、十二旗が降った。
今の社地に梛の大木が八丁四方(約900平方メートル)繁茂しており、その一旗がこの樹の枝にかかり、天照大神が顕現したという。
このことを時の県主が天皇に奉聞し、石碑を建立した。
18世の後胤、葦原飯粒の代となり、大伴大連金村の問を受け、良田40町を第27代安閑天皇に献じた。このことは、『日本書紀』にも記載されている。
その後、勅を奉じ、十二流を讃えて天神七代・地神五代の十二神を奉崇。梛の大木を切り、その後に天照大神を祀ったという。その後の由緒は不詳。
境内には今も受け継がれた樹齢100年を超える梛の樹が茂っており、拝殿前には珍しい伊部焼の狛犬一対もある。
例祭は10月10日。現在は10月第2日曜日で、子供神輿の巡行がある。
式内社「粒坐天照神社」の論社は他に、たつの市龍野町の粒坐天照神社、同市神岡町の梛八幡神社、同市揖西町の井関三神社、中臣印達神社の境内社、姫路市林田町の多賀八幡神社がある。
【ご利益】
五穀豊穣、地域安全、地域振興

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[電話]0791-65-1529
梛神社(なぎじんじゃ)は、兵庫県姫路市林田町下伊勢上ノ段にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 揖保郡「粒坐天照神社」に比定される式内社(名神大社)の論社。近代社格では村社。
当地は『播磨国風土記』の伊和大神の話の中で、「伊勢野」の名で記される古い土地柄。外来文化の摂取も行われた豊かな里とされる。
その下伊勢の地にあって、古記によれば、第11代垂仁天皇26年、伊勢村西南の七五三嶽より東北隅、窟山に至り、十二旗が降った。
今の社地に梛の大木が八丁四方(約900平方メートル)繁茂しており、その一旗がこの樹の枝にかかり、天照大神が顕現したという。
このことを時の県主が天皇に奉聞し、石碑を建立した。
18世の後胤、葦原飯粒の代となり、大伴大連金村の問を受け、良田40町を第27代安閑天皇に献じた。このことは、『日本書紀』にも記載されている。
その後、勅を奉じ、十二流を讃えて天神七代・地神五代の十二神を奉崇。梛の大木を切り、その後に天照大神を祀ったという。その後の由緒は不詳。
境内には今も受け継がれた樹齢100年を超える梛の樹が茂っており、拝殿前には珍しい伊部焼の狛犬一対もある。
例祭は10月10日。現在は10月第2日曜日で、子供神輿の巡行がある。
式内社「粒坐天照神社」の論社は他に、たつの市龍野町の粒坐天照神社、同市神岡町の梛八幡神社、同市揖西町の井関三神社、中臣印達神社の境内社、姫路市林田町の多賀八幡神社がある。
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