式内名神「角避比古神社」後継論社で唯一の合祀許可、10月に例祭
[住所]静岡県浜松市古人見町754
[電話]-
若御子神社(わかみこじんじゃ)は、静岡県浜松市古人見町にある神社。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「角避比古神社(遠江国・浜名郡)」に比定される式内社(名神大社)の後継社の論社。近代社格では村社。
創建は不詳。もともと天之忍穂耳命・須佐之男命の2柱を祀っていた。若御子之須佐之男神社とも呼ばれる。
口碑によれば、戦国時代の明応7年(1498年)、大津波で荒井崎(現 湖西市)の集落が流され、鎮守の神である式内名神大社「角避比古神社」も流された。
その時集落の住民とともに「角避比古神社」の御神体の宮船が、小人見村(現 古人見町)の古橋七兵衛家の西側の岬に流れ着いた。
現在、その漂着地点には小祠があり、元文2年(1737年)と寛保元年(1741年)の石籠がある。
昭和27年(1952年)、宮司・氏子総代連署の申請書に、口碑で伝えられていることや古橋家の文書をもとにした調書を添えて神社庁に提出、角避比古神(角避比古命)の合祀が許可された。
式内名神大社「角避比古神社」の後継社の論社としては他に、浜松市北区細江町の細江神社、湖西市新居町の諏訪神社、湊神社がある。
「角避比古神社」後継論社をあまり標榜していない諏訪神社を除き、細江神社、湊神社も角避比古神(角避比古命)の合祀の許可を求めているが、現在までに認められているのは当社のみ。
例祭は10月第1土曜日。前日の宵宮とあわせて、日中は屋台を引き回しての練りが行われ、夜になると、参道階段下へと屋台が引き上げられ、太鼓の打ち上げが奉納される。
また、小学生女子による浦安の舞も奉納される。
【ご利益】
厄災除け、身体壮健、水難除け、災害除け

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創建は不詳。もともと天之忍穂耳命・須佐之男命の2柱を祀っていた。若御子之須佐之男神社とも呼ばれる。
口碑によれば、戦国時代の明応7年(1498年)、大津波で荒井崎(現 湖西市)の集落が流され、鎮守の神である式内名神大社「角避比古神社」も流された。
その時集落の住民とともに「角避比古神社」の御神体の宮船が、小人見村(現 古人見町)の古橋七兵衛家の西側の岬に流れ着いた。
現在、その漂着地点には小祠があり、元文2年(1737年)と寛保元年(1741年)の石籠がある。
昭和27年(1952年)、宮司・氏子総代連署の申請書に、口碑で伝えられていることや古橋家の文書をもとにした調書を添えて神社庁に提出、角避比古神(角避比古命)の合祀が許可された。
式内名神大社「角避比古神社」の後継社の論社としては他に、浜松市北区細江町の細江神社、湖西市新居町の諏訪神社、湊神社がある。
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例祭は10月第1土曜日。前日の宵宮とあわせて、日中は屋台を引き回しての練りが行われ、夜になると、参道階段下へと屋台が引き上げられ、太鼓の打ち上げが奉納される。
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