数度に及ぶ隕石落下が伝わる古社、例祭は10月、6台の山車が巡行
[住所]愛知県名古屋市南区本星崎町字宮西616
[電話]-
星宮社(ほしみやしゃ)は、愛知県名古屋市南区本星崎町宮西にある神社。御朱印の有無は不明。
この地は古代、松炬島と呼ばれた場所で、乎止與命の館があったという。乎止與命は当社境内にある上知我麻社の御祭神で、宮簀媛命の父神。
当社の創建は第34代舒明天皇9年(637年)。「この地に星が降り、それを祀るために建てられた」といわれる。
ただし、これは後述の知我麻社のことであるという説もある。8世紀、13世紀にもこの地方に「隕石が落ちた」という言い伝えがある。
もともとは今の笠寺小学校のあたりに鎮座したが、織田信長が星崎城を築城する際、あるいは落城・廃城した際、現在の地へ移されたという説がある。
江戸時代の寛永9年(1632年)、当社南の南野村に隕石が落ち、文政12年(1829年)に喚続神社へ寄進され、社宝となった。昭和になり、隕石と確認され、南野隕石と命名された。
御祭神は天津甕星神(天津甕星)。例祭は10月第1日曜とその前日。6台の山車が、町内はもとより国道一号線を通行止めにしての曳き回される。
境内社に摂社として、上知我麻社(伊奈突智翁命。一説に大己貴命・乎止與命)・下知我麻社(塩土老翁命・真敷刀咩命)がある。
熱田神宮の境内社で、熱田七社に含まれる上知我麻神社・下知我麻神社の元宮との説がある。
その場合、いつの遷座かは不明だが、両社は『延喜式神名帳』尾張国愛智郡に記載される式内社であるため、当社境内社である上知我麻社・下知我麻社こそが式内社という可能性もある。
他に境内社として、白山社・琴比羅社・天王社神明社相殿・加具土社・軻遇突智社・霊社・英霊社がある。
ライトノベル『電波女と青春男』の登場人物の一人である星宮社(ほしみややしろ)と混同される場合がある。
【ご利益】
火防、災害除け、地域安全、家内安全

【関連記事】
・愛知県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、愛知県に鎮座している神社の一覧
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星宮社(ほしみやしゃ)は、愛知県名古屋市南区本星崎町宮西にある神社。御朱印の有無は不明。
この地は古代、松炬島と呼ばれた場所で、乎止與命の館があったという。乎止與命は当社境内にある上知我麻社の御祭神で、宮簀媛命の父神。
当社の創建は第34代舒明天皇9年(637年)。「この地に星が降り、それを祀るために建てられた」といわれる。
ただし、これは後述の知我麻社のことであるという説もある。8世紀、13世紀にもこの地方に「隕石が落ちた」という言い伝えがある。
もともとは今の笠寺小学校のあたりに鎮座したが、織田信長が星崎城を築城する際、あるいは落城・廃城した際、現在の地へ移されたという説がある。
江戸時代の寛永9年(1632年)、当社南の南野村に隕石が落ち、文政12年(1829年)に喚続神社へ寄進され、社宝となった。昭和になり、隕石と確認され、南野隕石と命名された。
御祭神は天津甕星神(天津甕星)。例祭は10月第1日曜とその前日。6台の山車が、町内はもとより国道一号線を通行止めにしての曳き回される。
境内社に摂社として、上知我麻社(伊奈突智翁命。一説に大己貴命・乎止與命)・下知我麻社(塩土老翁命・真敷刀咩命)がある。
熱田神宮の境内社で、熱田七社に含まれる上知我麻神社・下知我麻神社の元宮との説がある。
その場合、いつの遷座かは不明だが、両社は『延喜式神名帳』尾張国愛智郡に記載される式内社であるため、当社境内社である上知我麻社・下知我麻社こそが式内社という可能性もある。
他に境内社として、白山社・琴比羅社・天王社神明社相殿・加具土社・軻遇突智社・霊社・英霊社がある。
ライトノベル『電波女と青春男』の登場人物の一人である星宮社(ほしみややしろ)と混同される場合がある。
【ご利益】
火防、災害除け、地域安全、家内安全

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