宇多天皇勅願所として創建、柏市近郊の総鎮守、7月に神輿渡御
[住所]千葉県柏市増尾895
[電話]04-7173-8081

廣幡八幡宮(ひろはたはちまんぐう)は、千葉県柏市増尾にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

社伝によれば、平安時代、宇多天皇(在位:887年-897年)の御世、「下総国第一鎮守宇多天皇勅願所」として鎮座したという。

御祭神は、誉田別命気長足姫尊玉依姫命仲哀天皇武内宿禰を合祀。

その後廃れたようだが、鎌倉時代初期の建久4年(1193年)、当地近郊一帯の総鎮守として再建された。

江戸時代になり、慶安3年(1649年)、3代将軍徳川家光が朱印地10石を献上した。

宝暦7年(1758年)には、白州刺史藤原正珍が石華表(石鳥居)1基を寄進した。

現在の本殿は、天保年間(1830年-1843年)の造営と伝えられ、権現流造、基礎の石垣は安土桃山時代(1573年-1595年)の形式を遺す。

本殿周囲の彫刻は、御祭神の事跡を刻んだもので、正面より右側は「養老の滝の図」、左側は「応神天皇を御抱き上げの図」、背面ものは「里の童山武士を神社に案内の図」。

例祭は7月第4日曜日で、夏祭り神興渡御と増尾囃子。1月の歳旦祭(元旦歳)では浦安の舞が奉納される。

4月に春の大祭、7月第1日曜日には宮薙奉仕があり、10月に秋の大祭がある。

【ご利益】
家内安全、交通安全、厄災除け、安産、子育て、武運長久・勝運(公式HP
廣幡八幡宮 千葉県柏市増尾
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