飛鳥朝の創建、平安期からとされる十二座神楽、未年に式年神幸祭
[住所]千葉県香取郡東庄町舟戸716
[電話]0479-68-3387

左右大神(さゆうだいじん)は、千葉県香取郡東庄町舟戸にある神社。左右神社とも。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

天武天皇の御代、飛鳥時代の白鳳12年(683年)、郷土の鎮護として椿の海を望む高台に創建された。

御祭神は、伊邪那岐大神伊邪那美大神

例祭は4月第1土曜日。神楽が奉納される。平安時代中期の武将である平忠常(967年か975年-1031年)が戦勝祈願のために奉納したものが起源だという。

十二座神楽、下総神楽とも、さらに通称「舟戸の神楽」とも呼ばれる。左右神社の境内、神楽殿で天下泰平・五穀豊穣を祈願して奉納される。

町の無形文化財に指定されている。例祭の当日は15時過ぎから、55軒の氏子や近隣から奉納されたたくさんの餅やお菓子が投げられ、振る舞われる。

また、12年ごとの未年に盛大な式年御神幸祭が行われる。創建の年である白鳳12年が未年であるため。

御輿・錦旗・若殿・稚児などの行列と、東和田・桜井・八崎広場・山善倉庫前の各番所では芸座・手踊りなどの芸能が行われる。

なお、当社は旭市櫻井の櫻井子安神社、旭市清和乙の熊野神社を兼務している。宮司家は上代氏(かじろし)。

【ご利益】
五穀豊穣、開運招福、縁結び、安産、健康長寿
左右大神 千葉県香取郡東庄町舟戸
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左右大神 千葉県香取郡東庄町舟戸の御朱印