山の山宮大明神と海の長田大明神を奉斎、9月の安房国司祭に出御
[住所]千葉県館山市東長田1061
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山宮神社(やまみやじんじゃ)は、千葉県館山市東長田にある神社。御朱印の有無は不明。

県道86号館山白浜線を安房西長田バス停で左に折れ、突き当りを右折し、道なりに細い道を2キロほど進んだところに鎮座。

山奥、という感じを醸し出し、脇を流れる川の水が澄んでいる。境内には太いスギが何本も立ち並ぶ。

御祭神は大山津見命(大山祇命)と事代主命で、偏額には山宮大明神・長田大明神とある。

山宮大明神は山の神で大山祇命、長田大明神は海の神で事代主命。本殿は流造で、優美な曲線の屋根が特徴であり、軒周りには美しい彫刻が施されている。

境内の手水石は江戸時代後期の文化7年(1810年)銘がある。石灯籠は長須賀の石工である吉田亀吉の作で、明治26年(1893年)の奉納。

社殿横のやぐらに石宮が祀られ、神輿小屋がある。

当社は、9月中旬に行われる鶴谷八幡宮の祭礼である安房国司祭、通称やわたんまちに神輿を出御する神社の一つ。

【ご利益】
光津安全、水難除け、大漁満足・商売繁盛
山宮神社 千葉県館山市東長田
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