荒波を防ぐ神、6月「つきじ獅子祭」、11月に酉の市とどぶろく祭
[住所]東京都中央区築地6-20-37
[電話]03-3541-8451

波除稲荷神社(なみよけじんじゃ)は、東京都中央区築地にある神社。近代社格では村社。単に波除神社とも、あるいは築地・波除神社とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

江戸時代、明暦3年(1657年)に起きた明暦の大火後、築地の埋め立て工事が行われたが、荒波の影響で工事は難航した。

その最中のある晩、光を放ち漂う御神体が見つかり、万治2年(1659年)、現在地に社殿を建て祀ったのが当社の始まり。

その後、波が収まり工事が順調に進んだことから、波除の尊称を賜り、以降厄除けの神様として信仰を集めることになった。

少し意味合いは違うが、湊には鐵砲洲稲荷神社がある。

御祭神は倉稲魂命。境内には、摂社に弁財天社(市杵島姫命)、末社として、天照大神大国主命(大黒天)・少彦名命(恵比寿)・天日鷲命がある。

6月10日前後の数日間に夏越し大祭「つきじ獅子祭」がある。築地獅子祭りとも呼ばれ、渡御祭・弁財天お歯黒獅子御巡行、鎮花祭、大祭式などがある。

荒波を止めた創建由緒にちなみ、雲を従える「龍」、風を従える「虎」、一声で万物を威伏させる「獅子」の巨大な頭を担いで回ったのが始まり。

築地市場なども巡行し、築地の町は人が溢れん返らんばかりになる、大規模な祭典である。嘉永元年(1848年)の獅子頭一対が区の文化財に指定されている。

2月に大黒天、3月に恵比須、6月に弁財天、11月に獅子殿にて毘沙門天・寿老人・福禄寿・布袋尊の大祭があり、当社境内で収まる七福神めぐりが行われる。

その際は通常の当社御朱印は頂けず、七福神の御朱印のみとなる。七福神の御朱印をすべて、あるいは1枚でも集めると、年末に記念品が頂ける。

末社の天日鷲命にちなんだ11月酉の日に築地酉の市が開催される。また、11月23日が新嘗祭で、どぶろく祭

このどぶろく祭は、当社で醸造するものではなく、石川県白山・鶴来の御神饌田で抜穂祭が執行され刈り取られた稲から作られた濁り酒「幸穂」が振舞われる。

数量が極めて限定的であるため、なくなり次第終了となる。初穂講に入講すれば、初穂・新米二合・「幸穂」1本(数量限定)を頂ける。3000円。

2月3日は節分祭で、獅子殿特設舞台より宮司が「三矢ノ追儺」という古式の追儺の神事を行う。その後、豆まきが行われる。毎年約500人が詰めかけるという。

境内には、区指定文化財である天保9年(1838年)の鉄製天水鉢や、おきつね様、すし塚、海老塚、鮟鱇塚、活魚塚、玉子塚、蛤石などがある。

なお、区内佃には当社と同名の神社があり、当社からの勧請など関係が指摘される場合がある。

【ご利益】
水難除け、大漁満足・商売繁盛、厄災除け、家内安全(公式HP
波除稲荷神社 東京都中央区築地
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波除稲荷神社 東京都中央区築地の御朱印