平瀬八幡神社（ひらせはちまんじんじゃ）は、岐阜県大野郡白川村平瀬にある神社。御祭神は品陀和気命。御朱印の有無は不明。

平瀬温泉地区にある。9月25日・26日に、白川郷の天下の奇祭どぶろく祭りの先駆けとして、どぶろく祭りが行われる。獅子舞いが集落内で舞われる。

10月中旬の白川八幡神社、鳩谷八幡神社、飯島八幡神社の三つのどぶろく祭りと比べて、若干小規模の感はあるが、それだけ「地元の祭り」を楽しめる。

平瀬温泉は、天保12年（1841年）6月、高山地役人の土屋秀世と、山崎兼泰の両名が、那代小野朝右エ門の命により、白雪雷鳥を捕獲しようと登山した際、疲れを癒した湯として紀行に出てくる。

その後、大正3年（1914年）8月、平瀬の里人の奉仕により、本格的な登山道の改修を行い、温泉と登山の宣伝に努めた。

昭和36年（1961年）、大白河ダム工事用道路の開通を経て、大白河ダム湖のほとりから引き湯をしている。

子宝の湯として、また胃腸病や神経痛、リュウマチにも効果があるとして、近郷・近在にその名が知られる。

【ご利益】
地域安全、地域振興、病気平癒

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白川郷の天下の奇祭どぶろく祭り
・平瀬八幡神社　9月25日・26日
・木谷白山神社　10月10日
・白川八幡神社　10月14日・15日
・鳩谷八幡神社　10月16日・17日
・飯島八幡神社　10月18日・19日