平安末期に創建された神明宮社、現在も神明様、大規模な富士塚
[住所]千葉県浦安市猫実3-13-1
[電話]047-381-1011
豊受神社(とようけじんじゃ)は、千葉県浦安市猫実にある神社。通称は神明様で、神明神社の一つ。参拝すれば、御朱印を頂ける。
平安時代末期の保元2年(1157年)に創建。御祭神は豊受姫大神。往昔、字大宮前に鎮座 していたとされ、神明宮社と呼ばれていたという。
永仁元年(1293年)の大津波に遭い、社殿が大破し、再築、続いて元禄・享保・寛政と度重なる風水害により破損したので、嘉永3年(1850年)に再建した。
大正12年(1923年)に社殿を修繕し、神輿・灯篭が献納された。昭和49年(1974年)5月、老朽化が激しくなった社殿を再建、また社務所、周囲の玉垣を建築した。
例祭は6月中旬。4年に一度、当社・清瀧神社・稲荷神社の浦安三社で例大祭が行われ、浦安三社祭とも呼ばれ、宵宮含み3日間、神輿渡御などがある。
境内の大銀杏は樹齢400年近くとされ、市の天然記念物に指定されている。村の人が境川河口を流れていた小さな木を拾いあげ、当社境内に植えたものと伝わる。
平成6年(1994年)の樹木調査で、明治40年(1907年)頃、外周3メートルほどの幹が高潮などの塩害によって枯れ、その周りに生えていた萌芽枝が大きくなり、現在の株立ちになったことが分かった。
このイチョウは雌樹で、幹は六又に分かれ、根の周囲は8メートル、高さ14メートルにも及ぶ。秋には黄色い葉とギンナンの実がなり、秋風に散る黄色い葉の風情で知られる。
境内社に浅間神社(木花咲耶姫命)があり、富士塚がある。大正12年(1923年)の築造。正確な規模は分からないが、極めて大規模で圧巻。
登山口の灯篭一対と明神鳥居は住民有志の奉納。往時には、毎年6月30日に神前で神楽が奉納され、富士講の人達が井戸水で水行をとり、体を浄めた。
その後、真白な行衣に白い帯を締め、手甲、脚絆に身を固め、菅笠をかぶり、金剛杖とりんを持って六根清浄と唱えながら参拝し、翌7月1日には富士山の山開きに出発した。
【ご利益】
無病息災・健康長寿・衣食住の守護神

【関連記事】
・千葉県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、千葉県に鎮座している神社の一覧
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豊受神社(とようけじんじゃ)は、千葉県浦安市猫実にある神社。通称は神明様で、神明神社の一つ。参拝すれば、御朱印を頂ける。
平安時代末期の保元2年(1157年)に創建。御祭神は豊受姫大神。往昔、字大宮前に鎮座 していたとされ、神明宮社と呼ばれていたという。
永仁元年(1293年)の大津波に遭い、社殿が大破し、再築、続いて元禄・享保・寛政と度重なる風水害により破損したので、嘉永3年(1850年)に再建した。
大正12年(1923年)に社殿を修繕し、神輿・灯篭が献納された。昭和49年(1974年)5月、老朽化が激しくなった社殿を再建、また社務所、周囲の玉垣を建築した。
例祭は6月中旬。4年に一度、当社・清瀧神社・稲荷神社の浦安三社で例大祭が行われ、浦安三社祭とも呼ばれ、宵宮含み3日間、神輿渡御などがある。
境内の大銀杏は樹齢400年近くとされ、市の天然記念物に指定されている。村の人が境川河口を流れていた小さな木を拾いあげ、当社境内に植えたものと伝わる。
平成6年(1994年)の樹木調査で、明治40年(1907年)頃、外周3メートルほどの幹が高潮などの塩害によって枯れ、その周りに生えていた萌芽枝が大きくなり、現在の株立ちになったことが分かった。
このイチョウは雌樹で、幹は六又に分かれ、根の周囲は8メートル、高さ14メートルにも及ぶ。秋には黄色い葉とギンナンの実がなり、秋風に散る黄色い葉の風情で知られる。
境内社に浅間神社(木花咲耶姫命)があり、富士塚がある。大正12年(1923年)の築造。正確な規模は分からないが、極めて大規模で圧巻。
登山口の灯篭一対と明神鳥居は住民有志の奉納。往時には、毎年6月30日に神前で神楽が奉納され、富士講の人達が井戸水で水行をとり、体を浄めた。
その後、真白な行衣に白い帯を締め、手甲、脚絆に身を固め、菅笠をかぶり、金剛杖とりんを持って六根清浄と唱えながら参拝し、翌7月1日には富士山の山開きに出発した。
【ご利益】
無病息災・健康長寿・衣食住の守護神

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