椿海の干拓の成功祈願と報恩で社殿建立、3月に「鎌数の神楽」
[住所]千葉県旭市鎌数4314
[電話]0479-62-1982

鎌数伊勢大神宮(かまかずいせだいじんぐう)は、千葉県旭市鎌数にある神社。神明神社の一つで、近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

江戸時代前期の寛文年間(1661年-1673年)に、伊勢桑名藩士辻内刑部左衛門などによって太田ノ胡水とも呼ばれた広大な湖である椿海の干拓が始められた。

時の普請奉行久松越中守は、梅谷長重に依頼し、伊勢の神宮(伊勢神宮)に大業の完成を祈った。

長重の祈祷後ようやく太平洋に通じる疏水が開き、干潟となった椿海の新田開発が進められた。

こうして椿海の干拓の大業が成されたことから、寛文11年(1671年)、現在地に社殿を建立、干潟8万石の総鎮守とした。

御祭神は天照御神。梅谷家が現在も宮司を務めている。

享保20年(1735年)には、伊勢神宮の小工浦田小左衛門を招き、皇大神宮(内宮)と同様に造替し、内宮神明を称した。

しかし、伊勢神宮の方で問題となり社殿を破却、現在の社殿はその後建て替えられたものである。

昭和3年(1928年)、郷社に列した。地元では「お伊勢さま」として広く親しまれている。

例祭は3月27日・28日。境内の神楽殿で「鎌数の神楽」が奉納される。「鎌数伊勢大神宮の神楽」とも。県の無形民俗文化財に指定されている。

宝暦6年(1756年)から続く、猿田彦・うずめ・おかめ・手力雄命・八幡・荒神・榊葉・田の神・保食神・種子蒔・鯛釣り・出雲切りの演目からなる下総十二座神楽。

また、例祭では弊束の舞・扇の舞という稚児舞も奉納される。

【ご利益】
開運招福、五穀豊穣、事業成功
鎌数伊勢大神宮 千葉県旭市鎌数
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