大野天満宮（おおのてんまんぐう）は、千葉県市川市大野町にある神社。菅原道真を祀る天神・天満宮の一つで、大野天満天神宮とも。もとの別当寺である本光寺の境内社である。御朱印の有無は不明。

平安時代、平将門が天慶元年（938年）に京都の北野天満宮を勧請したのが始まりだという。

道真の像を描いた掛軸に「抑天満宮者　人王六十一代　朱雀天皇御宇　天慶元年　平親王将門公　皇都天満宮　下総大野ニ移ス　別当光胤山本光寺」とある。また、「日蓮聖人御開眼」ともあるという。

市川市は将門伝説ゆかりの地であり、市域の北東部、当社地の大野の将門崇拝伝説に対し、中部以南では菅野の不動院・御代院・八幡不知森など、将門調伏伝説が伝えられている。

本光寺は南北朝時代の開基となる日蓮宗の寺院。安永7年（1778年）に日正（荘）上人が当社を再興した。

つまり、それ以前までは衰微していたということで、本光寺が別当寺となったのはそれ以降となる。

本光寺は何よりも現在、平成22年（2010年）公開のCM動画「はひふへ本光寺」で一躍有名になった。

現在は、学問の神としての道真の他、必勝の神として加藤清正を、縁切りの神として源頼政を祀る。

【ご利益】
学業・受験合格、勝運、縁切り

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