天満宮から第六天神へ、江戸通期の神道裁許状、12年に一度の神幸祭
[住所]千葉県旭市西足洗1508
[電話]0479-62-3902

浦賀神社(うらがじんじゃ)は、千葉県旭市西足洗にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

南北朝時代の貞和元年(1345年)11月7日の創建と伝わる。初めは菅原道真を祀った天神・天満宮だったが、東足洗浜に第六天が流れ着き、社号を第六天神とした。

神職家は千本松家で、江戸幕府が寛文5年(1665年)に制定した「諸社禰宜神主等法度」に基づき、元禄9年(1696年)から明治2年(1869年)までの神道裁許状を保存する。

江戸時代後期の文政2年(1820年)、現在の社殿が造営された。明治維新により、御祭神を面足尊惶根尊に改め、明治2年(1869年)には足洗神社に改称した。

明治22年(1889年)4月、東足洗・西足洗・野中・椎名内の四村が合併して浦賀村となったため、現社号に改称。

昭和12年(1937年)、拝殿・中殿を改築した。境内には千本松道好君公徳の碑がある。例祭は3月21日。

13年目ごとの辰年、つまり12年に一度の神幸祭が江戸時代より行われている。神輿を中心に、猿田彦、神馬、錦旗などの行列が浜に降り、若者らによって海に入り、神輿がもまれる。

【ご利益】
家内安全、病気平癒、身体壮健
浦賀神社 千葉県旭市西足洗
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