室町期に馬加康胤が屋敷を構えた地、康胤が創祀した妙見信仰の社
[住所]千葉県習志野市屋敷3-12
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天津神社(あまつじんじゃ)は、千葉県習志野市屋敷にある神社。近代社格では無格社。御朱印の有無は不明。

室町時代、千葉氏の馬加康胤(まくわりやすたね、?-1456年)による創建と伝わる。居城を普請している最中、当地に屋敷を構えたことから、現在も地名として「屋敷」が残る。

なお、古代よりこの地はお屋敷台と呼ばれていたとも。ただ、康胤以降、当地が特に馬加屋敷と呼ばれたことは間違いない。

敬神の念厚かった康胤が当社を創祀、当初は千葉氏の守護神である妙見菩薩を祀った。当地一帯の守護神として崇敬されたという。

明治になり、現社号に改称して、御祭神は天之御中主之大神となった。例祭は9月22日。

本殿左後ろに、小さな富士塚状になっている末社浅間神社がある。明治18年(1885年)の建立だという。

また、境内には大師堂がある。昭和23年(1948年)に創建され、昭和52年(1977年)に改修された。

また、樹齢380年のアカガシがあり、習志野市名木百選の一つに選定されている。公民館が併設され、市民の憩いの場になっている。

【ご利益】
地域安全、地域振興
天津神社 千葉県習志野市屋敷
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