景行天皇ゆかり、宇佐領近く、奈良時代の勧請、壮観のクスノキ群
[住所]宮崎県宮崎市大瀬町5714
[電話]0985-41-2641

瓜生野八幡神社(うりうのはちまんじんじゃ)は、宮崎県宮崎市大瀬町にある神社。正式には八幡神社のみ。近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

瓜生野(うりうの)の地名は、第12代景行天皇がこの地に来た時に、瓜が多く育っていたことに由来するという。

奈良時代、聖武天皇の御宇、天平9年(737年)に勧請されたと伝わる。古くは瓜生野八幡宮と呼ばれ、現在もそう呼ばれる場合がある。

付近に宇佐八幡宮領瓜生野別府があったところから、その鎮守として勧請されたものとされる。

御祭神は、足仲彦命(仲哀天皇)・誉田別命(応神天皇)・息長姫命(神功皇后)。例祭は11月10日で、御神幸。

所蔵の棟札によれば、平安時代の延長2年(924年)、鎌倉時代の元久元年(1204年)、江戸時代の慶長16年(1611年)・寛文8年(1668年)・寛延3年(1750年)と、頻繁に造営が行われた。

明治4年(1871年)に現社号である八幡神社と改称し、郷社に列した。

当社殿後方には、半壊の古墳封土があり、また境内にはうっそうと茂るクスノキの群落がある。その最大のものは目通り幹回り約8.9メートルで、推定樹齢は800年。

蒲生八幡神社のようなとんでもない巨樹ではないにしろ、16本とされるまさに群れとなった巨木が林立しているのは壮観。「瓜生野八幡のクスノキ群」として、国の天然記念物に指定されている。

また宝物として仏光背一面を所蔵している。

【ご利益】
厄災除け、安産、リフレッシュ
瓜生野八幡神社 宮崎県宮崎市大瀬町
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瓜生野八幡神社 宮崎県宮崎市大瀬町の御朱印