樹高54メートル、幹が三つに分かれた三又の「八幡神社の大スギ」
[住所]石川県加賀市山中温泉菅谷町ヘ114
[電話]0761-78-0694 - 白山神社
八幡神社(はちまんじんじゃ)は、石川県加賀市山中温泉菅谷町にある神社。御朱印の有無は不明。
菅谷村の起源は、縄文時代の遺跡が発見されていることから、5000年以上もさかのぼるとされている。
当社は村の鎮守として崇敬された。創建年代は不詳。御祭神は応神天皇である。
江戸時代後期の天保15年(1845年)8月、拝殿が建立された。もともと八幡社と呼ばれていたが、明治21年(1888年)、現社名に改称した。
同年には本殿を改築、明治45年(1912年)に神饌幣帛料供進神社に指定された。昭和51年(1976年)9月、社殿を新築した。
境内には樹齢2300年以上とされる大杉がある。樹高54メートル、幹周囲8メートル。「八幡神社の大スギ」として、国の天然記念物に指定されている。
地上から3メートルほどの所で、幹が三つに分かれているのが特徴で、三又杉・三股杉とも。幹の寄り添いと広がり具合が女性的に感じられる。3本の幹とも幹囲3メートル。
もともと真っ直ぐな一本の幹だった大スギを伐採して帆柱用に高額で売ろうと算段していたところ、その翌朝に幹が三つに分かれ、売り物にならなくなったという伝承が残る。
全国各地に点在する伝承で、神聖な地の象徴的な事物は大切にすべきで、粗末にしてはならないという教訓なのだろう。
当社は大聖寺川の右岸に鎮座するが、当社のほとんど真西、大聖寺川の左岸には菅原神社があり、そこにも国の天然記念物に指定されている「栢野の大スギ」がある。
「栢野の大スギ」も樹齢や樹高は「八幡神社の大スギ」とほぼ同じ。ただし、前者が二又なのに対して、後者は三又。
【ご利益】
厄災除け、物欲封じ、リフレッシュ
【関連記事】
・国の天然記念物がある神社 - 数百年、数千年という単位で存在し続けている自然のパワー
・石川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、石川県に鎮座している神社の一覧
[電話]0761-78-0694 - 白山神社
八幡神社(はちまんじんじゃ)は、石川県加賀市山中温泉菅谷町にある神社。御朱印の有無は不明。
菅谷村の起源は、縄文時代の遺跡が発見されていることから、5000年以上もさかのぼるとされている。
当社は村の鎮守として崇敬された。創建年代は不詳。御祭神は応神天皇である。
江戸時代後期の天保15年(1845年)8月、拝殿が建立された。もともと八幡社と呼ばれていたが、明治21年(1888年)、現社名に改称した。
同年には本殿を改築、明治45年(1912年)に神饌幣帛料供進神社に指定された。昭和51年(1976年)9月、社殿を新築した。
境内には樹齢2300年以上とされる大杉がある。樹高54メートル、幹周囲8メートル。「八幡神社の大スギ」として、国の天然記念物に指定されている。
地上から3メートルほどの所で、幹が三つに分かれているのが特徴で、三又杉・三股杉とも。幹の寄り添いと広がり具合が女性的に感じられる。3本の幹とも幹囲3メートル。
もともと真っ直ぐな一本の幹だった大スギを伐採して帆柱用に高額で売ろうと算段していたところ、その翌朝に幹が三つに分かれ、売り物にならなくなったという伝承が残る。
全国各地に点在する伝承で、神聖な地の象徴的な事物は大切にすべきで、粗末にしてはならないという教訓なのだろう。
当社は大聖寺川の右岸に鎮座するが、当社のほとんど真西、大聖寺川の左岸には菅原神社があり、そこにも国の天然記念物に指定されている「栢野の大スギ」がある。
「栢野の大スギ」も樹齢や樹高は「八幡神社の大スギ」とほぼ同じ。ただし、前者が二又なのに対して、後者は三又。
【ご利益】
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