山陰道で出雲大社に次ぐ規模、大イチョウと社叢、古式を残す麒麟獅子舞
[住所]鳥取県鳥取市馬場299
[電話]0857-53-1235
倉田八幡宮(くらたはちまんぐう)は、鳥取県鳥取市馬場にある神社。近代社格では県社。御朱印の有無は不明。
創建は不詳。鎌倉時代には荘園として滝房荘(たきふさそう)があり、資料としての初見は、承元2年(1208年)。
石清水八幡宮を勧請したと伝わる。応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の3柱を祀る。
社領は1100石あまりとされ、天正9年(1581年)に羽柴秀吉の手によって焼失するまで、山陰道では出雲大社に次ぐ規模であったと伝わる。
江戸時代には、鳥取藩主池田家の祈願所だった。
境内には、樹齢1000年といわれる重量感豊かな大イチョウがあり、タブノキの巨樹に富む社叢は、「倉田八幡宮社叢」として、国の天然記念物に指定されている。
例祭は4月15日。隔年で4月15日に近い土曜日か日曜日に御幸祭が行われる。
御幸祭では県指定無形民俗文化財の麒麟獅子舞、のぼり武者行列ややっこ舞など独自の神事が行なわれる。
鳥取東照宮からの伝授が推定されるこの麒麟獅子舞は、猩々・獅子ともに神社を背に登場し、獅子が神として舞い始めるなど、古い形態を残している。
また、猩々・獅子ともに赤足袋をはき、猩々の頭に白幣をつけるという他の獅子舞には見られない特徴も見られる。
八坂・橋本・美和・中大路・東馬場・西馬場・数津・蔵田の氏子地域の中で、麒麟獅子舞を奉納するのは蔵田だけだという。
9月15日に土曜日か日曜日に秋季大祭がある。地元に伝わる民俗芸能のだるま踊り、因幡の傘踊などが奉納される。
【ご利益】
厄災除け、安産、家内安全

【関連記事】
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[電話]0857-53-1235
倉田八幡宮(くらたはちまんぐう)は、鳥取県鳥取市馬場にある神社。近代社格では県社。御朱印の有無は不明。
創建は不詳。鎌倉時代には荘園として滝房荘(たきふさそう)があり、資料としての初見は、承元2年(1208年)。
石清水八幡宮を勧請したと伝わる。応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の3柱を祀る。
社領は1100石あまりとされ、天正9年(1581年)に羽柴秀吉の手によって焼失するまで、山陰道では出雲大社に次ぐ規模であったと伝わる。
江戸時代には、鳥取藩主池田家の祈願所だった。
境内には、樹齢1000年といわれる重量感豊かな大イチョウがあり、タブノキの巨樹に富む社叢は、「倉田八幡宮社叢」として、国の天然記念物に指定されている。
例祭は4月15日。隔年で4月15日に近い土曜日か日曜日に御幸祭が行われる。
御幸祭では県指定無形民俗文化財の麒麟獅子舞、のぼり武者行列ややっこ舞など独自の神事が行なわれる。
鳥取東照宮からの伝授が推定されるこの麒麟獅子舞は、猩々・獅子ともに神社を背に登場し、獅子が神として舞い始めるなど、古い形態を残している。
また、猩々・獅子ともに赤足袋をはき、猩々の頭に白幣をつけるという他の獅子舞には見られない特徴も見られる。
八坂・橋本・美和・中大路・東馬場・西馬場・数津・蔵田の氏子地域の中で、麒麟獅子舞を奉納するのは蔵田だけだという。
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