奈良期に川津郷で祖の竹内宿禰を奉斎、夏祭にカエルの行事
[住所]香川県坂出市川津町156-1
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大宮八幡神社(おおみやはちまんじんじゃ)は、香川県坂出市川津町にある神社。川津大宮八幡神社とも。御朱印の有無は不明。

奈良時代、第45代聖武天皇の天平8年(737年)、川津郷の戸主師の首宮麻呂という人が、その祖である竹内宿禰命を奉祀して川津神社と称したことに始まる。

平安時代、第56代清和天皇の貞観元年(859年)、祭神との縁故もあり、品陀和気命息長帯比売命の2柱合祀して、八幡神社と改称した。

当時は小山という地に鎮座していたが、戦国時代、第103代後土御門天皇の明応2年(1494年)5月に現在地に移転した。

その当時、殿舎が壮観であったために、「川津の大宮」と称されるようになり、現在の社号が形作られていく。

第106代正親町天皇の永禄11年(1569年)正月、兵火に罹り、社殿・宝器・記録がことごとく焼失した。

江戸時代になり、第108代後水尾天皇の元和2年(1617年)、郷民が社殿を再建した。

明治11年(1879年)、村民が社殿を改築し、これが現在の社殿となっている。

10月に例祭があり、神輿渡御や太鼓台が出る。宮司家は福家氏。

相殿に、闇靇神櫛磐間戸命・豊磐間戸命を祀る。

境内社に、八百萬荒神・伏見稲荷・天満宮・御年神社・瑜伽神社などがある。

そのうちの瑜伽神社の「夏のよまつり」は有名で、茅の輪くぐりや、川津が蛙(カエル)に通ずることから、持ち寄ったカエルの飛距離を競う行事などがある。

【ご利益】
五穀豊穣、厄災除け、安産、地域安全
大宮八幡神社(坂出市) - 奈良期に川津郷で祖の竹内宿禰を奉斎、夏祭にカエルの行事
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