10月に秋季例大祭、23人もの奴が、3基の神輿の前を踊り進む
[住所]香川県さぬき市寒川町石田東723-1
[電話]0879-43-6103

石田神社(いしだじんじゃ)は、香川県さぬき市寒川町石田東にある神社。近代社格では郷社。御朱印の有無は不明。

社号標には、当社号の他、左右に式内布勢神社・式内大蓑彦神社とある。この二つの式内社は当社の境外末社。

創建について、『全讃史』によれば、戦国時代の天正年間(1573年-1593年)末、細川国弘により創建されたという。

一方で、『名勝圖繪』では、平安時代の承平6年(936年)8月、宝蔵院妙海法印が勧請したという。当社自身はこちらの平安期創建説を採る。

当社の裏手にある光明寺の境内あたりを本丸とする石田城、別名を小十九間城・雄装熊城があり、当社はその鎮守も兼ねていた可能性がある。

別名として、雄装熊八幡神社、あるいは小十九間八幡神社とも。八幡神を祀る八幡宮・八幡神社で、御祭神は、品陀和気命足仲彦命息長帯姫命

10月に例祭が行われる。秋季例大祭として大きなイベント。23人もの奴が、神輿の前を踊りながらゆっくり進む。神輿は御祭神にあわせて3基ある。獅子舞ももちろん奉納され、5組が舞う。

当社を含む一帯は雄装熊公園として整備されており、新さぬき百景の一つとされる。

【ご利益】
厄災除け、安産、諸願成就
石田神社(さぬき市) - 10月に秋季例大祭、23人もの奴が、3基の神輿の前を踊り進む
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