戦国期には鎮座、福岡県では珍しく天手力雄大神を祀る、御神像がシンボル
[住所]福岡県北九州市若松区大字蜑住908
[電話]093-741-1105
戸明神社(とあけじんじゃ)は、福岡県北九州市若松区にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
御祭神は、天手力雄大神・天児屋根大神。天手力雄大神を祀るのは県下では珍しい。社名は天岩戸神話にちなむ。
安屋・有毛・大鳥居・高須に鎮座する同名の神社の本社であり、稲国・岩屋・脇田・竹並・払川・塩屋・小敷に鎮座の産土氏神社18社の総社として、古来崇敬されてきた。
その創建の時期については不明であるが、当社第6代宮司幡掛元成による天文5年(1536年)の『戸明神社縁起書序』に、享禄年間(1528年-1532年)、現在地に遷座したとある。
そのため、戦国時代にあたる享禄年間以前の創建ということになる。
また、昭和19年(1944年)の『福岡県神社誌』によれば、「往昔は大社で、郷内の三大社と称し、島郷30余村より春秋両季の五穀成就の祈祷はもちろん、毎年臨時祭が絶えず執行された」とある。
宮司家が郡内神職の頭取に任じてきたことと併せ考え、昔時の繁栄が偲ばれる。
例祭は10月8日・9日で御宮日祭。7月22日が夏祭で御獅子祭。1月15日にどんど焼祭があり、2月3日が節分厄除祭。お多福門が設置される。
拝殿右手奥に境内社が三社鎮座する。左が稲荷社(豊受大神)、中央が靖国社(氏子地域の戦没者)、右が天満社(菅原道真)。境内三社と総称し、9月第1日曜日に三社祭が執行される。
境内右奥には、主祭神である天手力雄大神の御神像がある。特徴的な姿で、当社のシンボルともなっている。
手水舎の横には、子宝石という陰陽石がある。向かって左が陰(女性)、右が陽(男性)、安産・子宝の信仰を集める。
当社では、安産や子宝を願う人が、赤ちゃんが無事に生まれることを祈念し、子宝石周辺の石を持ち帰り、無事産まれたら感謝を込めて石を返すという風習がある。
【ご利益】
開運招福、スポーツ・技芸上達、美声(公式HP)

【関連記事】
・お多福門が設置される神社 - 年明けから節分までの主に九州の代名詞、設置期間は?
・福岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福岡県に鎮座している神社の一覧
[電話]093-741-1105
戸明神社(とあけじんじゃ)は、福岡県北九州市若松区にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
御祭神は、天手力雄大神・天児屋根大神。天手力雄大神を祀るのは県下では珍しい。社名は天岩戸神話にちなむ。
安屋・有毛・大鳥居・高須に鎮座する同名の神社の本社であり、稲国・岩屋・脇田・竹並・払川・塩屋・小敷に鎮座の産土氏神社18社の総社として、古来崇敬されてきた。
その創建の時期については不明であるが、当社第6代宮司幡掛元成による天文5年(1536年)の『戸明神社縁起書序』に、享禄年間(1528年-1532年)、現在地に遷座したとある。
そのため、戦国時代にあたる享禄年間以前の創建ということになる。
また、昭和19年(1944年)の『福岡県神社誌』によれば、「往昔は大社で、郷内の三大社と称し、島郷30余村より春秋両季の五穀成就の祈祷はもちろん、毎年臨時祭が絶えず執行された」とある。
宮司家が郡内神職の頭取に任じてきたことと併せ考え、昔時の繁栄が偲ばれる。

拝殿右手奥に境内社が三社鎮座する。左が稲荷社(豊受大神)、中央が靖国社(氏子地域の戦没者)、右が天満社(菅原道真)。境内三社と総称し、9月第1日曜日に三社祭が執行される。
境内右奥には、主祭神である天手力雄大神の御神像がある。特徴的な姿で、当社のシンボルともなっている。
手水舎の横には、子宝石という陰陽石がある。向かって左が陰(女性)、右が陽(男性)、安産・子宝の信仰を集める。
当社では、安産や子宝を願う人が、赤ちゃんが無事に生まれることを祈念し、子宝石周辺の石を持ち帰り、無事産まれたら感謝を込めて石を返すという風習がある。
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