鎌倉景政らが崇敬した、『吾妻鏡』記載のもとの大日堂
御嶽大神(神奈川県藤沢市西俣野1891)
[住所]神奈川県藤沢市西俣野1891
[電話]0466-81-3175

御嶽大神(みたけおおかみ)は、神奈川県藤沢市西俣野にある神社。御嶽神社とも。近代社格は村社。御朱印の有無は不明。

『吾妻鏡』に、「建久6年(1195年)11月19日に、相模の国大庭御厨俣野郷の大日堂に仏聖燈油料として田畑を寄進した」とある。

これが創建とされる。鎌倉時代初期、伊勢の神宮(伊勢神宮)の式年遷宮の際、心御柱を伐り取り造立したものである。

鎌倉時代、当地は俣野領内に位置しており、鎌倉権五郎景政、俣野五郎景久が信仰していたことで知られる。

御祭神は日本武尊。例祭は9月19日。

江戸時代前期の寛文元年(1661年)、中期の寛政4年(1792年)、後期の嘉永3年(1851年)、そして明治20年(1887年)に再建の記録がある。

明治6年(1873年)、村社に列し、昭和12年(1937年)には拝殿が改築された。境内には猿田彦大神石廟があり、現在は市の文化財に指定されている。

なお、当社は市内湘南台の今田鯖神社、高倉の七ツ木神社、横浜市戸塚区東俣野町の八坂大神などを兼務している。

【ご利益】
交通安全、旅行安全、武運長久・勝運
御嶽大神(藤沢市西俣野) - 鎌倉景政らが崇敬した、『吾妻鏡』記載のもとの大日堂
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