鎌倉期に参道は「御嶽道」、徳川家康も参拝、慶長年間の棟札
[住所]神奈川県秦野市平沢1223
[電話]0463-81-1122

御嶽神社(みたけじんじゃ)は、神奈川県秦野市平沢にある神社。平沢御嶽神社とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

創建年代は不詳。日本武命大己貴命少彦名命・櫛真智命を祀る。櫛真智命は、武蔵御嶽神社の御祭神である。

大正12年(1923年)、御神木が倒れた際、その年輪が980あり、その当時よりも1000年近く前から、平沢の氏神として尊崇されていたと考えられる。

鎌倉時代の承久3年(1192年)には社前の参道を御嶽道と称していたという。

江戸時代初期の慶長年間(1596年-1615年)からの棟札を有し、社家である草山家が当時までで14代、さらにそこから27代続いていることが分かる。

慶長13年(1608年)、踊宮鈴張の地に徳川家康が鷹狩りに来た際、当社に参拝したとされ、社殿の改修を命じ、翌年に改修されたという。

江戸時代には正一位御嶽蔵王権現と呼ばれたが、明治に入り現社号に改称、明治5年(1872年)、寺井西光寺の寺神より大名持命を合祀した。

社殿は昭和42年(1967年)に新築されたもので内陣は1坪あまり。本殿に関しては、最古のもので安土桃山時代末期の慶長3年(1598年)の棟札がある。

境内には市文化財指定木である樹齢800年あまりの大ケヤキが2本ある。

境内には南はだの村七福神めぐりの恵比寿が祀られ、境内社として、八坂神社がある。八坂神社の御朱印もある。尾尻八幡神社西大竹嶽神社などを兼務している。

隣りには、出雲大社相模分祠がある。

【ご利益】
旅行・交通安全、病気平癒、身体壮健
御嶽神社(秦野市) - 鎌倉期に参道は「御嶽道」、徳川家康も参拝、慶長年間の棟札
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