飛鳥朝の創祀、深山権現・深山さんとも呼ばれた深山宮
伊去波夜和気命神社(宮城県石巻市水沼字平畑164)
[住所]宮城県石巻市水沼平畑67
[電話]-

伊去波夜和気命神社(いこはやわけのみことじんじゃ/いこはやわきのみことじんじゃ)は、宮城県石巻市水沼平畑にある神社。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「伊去波夜和氣命神社(陸奥国・牡鹿郡)」に比定される式内社(小社)の論社。

創祀・由緒とも不明である。一説には飛鳥時代の白鳳15年(675年)に創祀とされ、御祭神は塩土老翁命

もともとは伊去波夜和氣命という神を祀る神社だと思われるが、塩土老翁命の別名としているのだろうか。

深山権現、深山さんとも呼ばれており、拝殿の額には「深山宮」とある。例祭は旧暦8月1日。

御神体は、絶対不開の秘密とされていたが、昭和34年(1959年)9月3日の例祭に、氏子参座の上で開帳したところ、三寸ほどの鋳造の阿弥陀仏であったという。

なお、式内社「伊去波夜和氣命神社」の論社は他に、市内大宮町に同名の神社がある。大宮町の同名神社は岡石浦で製塩を開始した時、当社を勧請したという説がある。

【ご利益】
事業成功、交通・旅行安全、水難除け
伊去波夜和気命神社(水沼)1
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