平安期に京石清水を勧請した八幡、1000年以上続く釜鳴り神事
[住所]香川県さぬき市造田1969
[電話]0879-52-3751
造田神社(ぞうたじんじゃ)は、香川県さぬき市造田にある神社。造田八幡宮とも。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 南海道神 讃岐国 寒川郡「布勢神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では郷社。
平安時代の仁和2年(886年)、京都の石清水八幡宮を勧請したという。そのため、造田八幡宮とも。
御祭神は、誉田別命・気長足比売尊・足仲彦尊・少童命(和多須美命)・大鷦鷯尊。
天暦元年(947年)に社殿が造営され、元暦元年(1184年)には野間田字造田から現在地に遷座した。
なお、遷座は天暦元年とも。この遷座の際、神意を伺ったのが、現在も伝えられている「鳴動釜神事」の起源だという。
室町時代の永享5年(1433年)、江戸時代の寛文12年(1672年)に社殿の造営の記録が残る。
江戸時代は、八幡布勢神社・布勢神社・造田八幡と称していた。
明治になり、明治3年(1870年)、現社号に改称、明治4年(1871年)7月に郷社に列し、明治40年(1907年)9月、神饌幣帛料供進社に指定された。
例祭は9月22日・23日で、例大祭。5月3日に春祭があり、「鳴動釜神事」が斎行される。釜鳴り神事とも。
御竈処に三釜あり、中央の大釜が大神の御饌を炊く御釜で、残る二釜がいわゆる鳴釜である。現在は三釜とも鳴釜。
祝詞を奏し、御釜の上に載せた甑の中に洗米を振り撒き、御釜が「鳴動」すれば吉祥で、音がしない時は凶事とされる。
この時、炊き造られた神饌を「御炊米」(みかしぎまい)と呼び、これを頂くと無病息災・厄除開運のご利益があるという。
境内社に、花の宮神社・杵築神社・若宮神社・美弥多尓神社・諏訪神社などがある。
なお、讃岐国寒川郡の式内社「布勢神社」の論社は他に、市内寒川町に鎮座する布勢神社がある。
【ご利益】
厄災除け、無病息災、開運招福
【関連記事】
・香川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、香川県に鎮座している神社の一覧
[電話]0879-52-3751
造田神社(ぞうたじんじゃ)は、香川県さぬき市造田にある神社。造田八幡宮とも。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 南海道神 讃岐国 寒川郡「布勢神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では郷社。
平安時代の仁和2年(886年)、京都の石清水八幡宮を勧請したという。そのため、造田八幡宮とも。
御祭神は、誉田別命・気長足比売尊・足仲彦尊・少童命(和多須美命)・大鷦鷯尊。
天暦元年(947年)に社殿が造営され、元暦元年(1184年)には野間田字造田から現在地に遷座した。
なお、遷座は天暦元年とも。この遷座の際、神意を伺ったのが、現在も伝えられている「鳴動釜神事」の起源だという。
室町時代の永享5年(1433年)、江戸時代の寛文12年(1672年)に社殿の造営の記録が残る。
江戸時代は、八幡布勢神社・布勢神社・造田八幡と称していた。
明治になり、明治3年(1870年)、現社号に改称、明治4年(1871年)7月に郷社に列し、明治40年(1907年)9月、神饌幣帛料供進社に指定された。
例祭は9月22日・23日で、例大祭。5月3日に春祭があり、「鳴動釜神事」が斎行される。釜鳴り神事とも。
御竈処に三釜あり、中央の大釜が大神の御饌を炊く御釜で、残る二釜がいわゆる鳴釜である。現在は三釜とも鳴釜。
祝詞を奏し、御釜の上に載せた甑の中に洗米を振り撒き、御釜が「鳴動」すれば吉祥で、音がしない時は凶事とされる。
この時、炊き造られた神饌を「御炊米」(みかしぎまい)と呼び、これを頂くと無病息災・厄除開運のご利益があるという。
境内社に、花の宮神社・杵築神社・若宮神社・美弥多尓神社・諏訪神社などがある。
なお、讃岐国寒川郡の式内社「布勢神社」の論社は他に、市内寒川町に鎮座する布勢神社がある。
【ご利益】
厄災除け、無病息災、開運招福
【関連記事】
・香川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、香川県に鎮座している神社の一覧
コメント