白峰山の麓、崇徳天皇が荼毘に付され紫煙が棚引いた「煙の宮」
[住所]香川県坂出市青海町759
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青海神社(おうみじんじゃ)は、香川県坂出市青海町にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

白峰山の麓に鎮座する。西行法師の道のスタート地点にもなっている。

保元の乱で讃岐配流となった崇徳天皇(退位後は崇徳院・崇徳上皇)は、長寛2年(1164年)に崩御する。

同年9月18日戌の刻、白峰山の稚児ヶ嶽において荼毘に付され、その時、当地に紫煙が棚引き、こもった。そのため、当社は「煙の宮」と呼ばれる。

煙はここで輪になり、その中に天皇尊号の文字が現われ、煙の消えた後には上皇が大切にしていた霊玉が残ったと伝えられる。

春日神社の祠官だった冨家安明が社殿を造営し、天皇の霊を奉斎したという。霊玉は現在も社殿内に奉蔵されているという。

崇徳天皇を顕仁命として、天皇の母である侍賢門院を藤原璋子命として祀る。現在も当社の近くには春日神社がある。

川津町東山の天皇神社には、仁安2年(1167年)に「北条郷青海村の天皇社より御分霊を勧請」したとあり、この中の天皇社が当社のことか。

どちらにしろ、当社にしても天皇神社にしても、上皇崩御直後というタイミングでの創建となるか。

江戸時代初期の延宝5年(1677年)の棟札が現存している。

明治5年(1872年)に村社に列し、明治40年(1907年)10月24日、神饌幣帛料供進神社に指定された。

境内社に、白木神社(思比女神・大山亂命岐神水波女神)、傳徳神社(大己貴神)、八幡神社(応神天皇)、築畄神社(大己貴神・少彦明神)、伊勢神社(天照大神)がある。

なお、崇徳天皇に関連する神社として他に、先の天皇神社の他、高家神社鼓岡神社白峰宮などがある。

【ご利益】
諸願成就
青海神社(坂出市) - 白峰山の麓、崇徳天皇が荼毘に付され紫煙が棚引いた「煙の宮」
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