干潮時のみ参道が現れる「モンサンミシェル」、2年に一度の神事
[住所]長崎県壱岐市芦辺町諸吉ニ亦触1969
[電話]0920-47-3700 - 壱岐市観光連盟

小島神社(こじまじんじゃ)は、長崎県壱岐市芦辺町の、岸から約150メートル沖の海に浮かぶ小島に鎮座する神社。地元では小島さんとして親しまれている。御朱印の有無は不明。

参道は大潮の干潮時にのみ現れる。フランス西海岸に浮かぶ小島と同じ現象ということで、「壱岐のモンサンミシェル」と呼ばれる。壱岐の潮位予想はこちら

小枝すら持ち帰ることが許されない、島全体が神域となっている。2年に一度の10月20日、小島さん祭りという神事がある。700年の歴史があるという神楽の舞が奉納される。

島周辺の海中はアマモ(甘藻)が広がっており、干潮時には一面鮮やかなグリーンが現れる。海中生物の重要な産卵場所となっており、6月ごろに白い花が咲く。

神秘の参道の付け根の周辺は、埋め立てによる掘りやすいもんがあり、年間を通して海鳥や渡り鳥など多彩な鳥たちが観察できるバードウォッチングのスポットとしても人気。

周辺の観光コースでは、小島伝馬船がある。小さな櫓漕舟で、衣装を着た船頭が漕ぐもの。満潮時の鳥居にも近づけるが、上陸はできない。

この独特なお姿により、現在は恋愛成就のパワースポットとして認知されている。

【ご利益】
良縁・縁結び、大漁満足、水難除け
小島神社(壱岐市) - 干潮時のみ参道が現れる「モンサンミシェル」、2年に一度の神事
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