久留米を勧請、稲荷と祇園を合祀して明治創建、5月に祭典、三神丸舟舞台
[住所]福岡県柳川市沖端町
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沖端水天宮(おきのはたすいてんぐう)は、福岡県柳川市沖端町にある神社。御祭神は安徳天皇。御朱印の有無は不明。

明治2年(1869年)、総本社である久留米水天宮の御分霊を勧請して創建した。

その際、同地区内にあった稲荷神社と弥剣神社(祇園社)を合祀した。

稲荷神社は安土桃山時代の文禄3年(1587年)、立花宗茂により創祀された神社。

弥剣神社は江戸時代後期の文化年間(1804年-1818年)の創祀。

地元では「水天宮さん」と呼ばれて、5月3日-5日に行われる沖端水天宮祭りには三神丸という舟舞台が作られ、夕刻よりオランダ囃子とも呼ばれる水天宮囃子が演奏される。

夏場に多くなる水難事故除けを祈願するもので、この祭りの時に木製のひょうたん型の水難事故防止お守りが販売される。舟舞台三神丸の絵馬もある。

水と子どもの守護 水難除けのほかにも水の恵、農業 海の恵、漁業、水商売、子授かり・安産のご利益があるとされる。

稲荷と祇園の合祀により、2月初午日には稲荷の初午祭が、7月20日・21日には祇園祭がある。

【ご利益】
水難除け、水と子どもの守護、子授かり・安産など
沖端水天宮 - 久留米を勧請、稲荷と祇園を合祀して明治創建、5月に祭典、三神丸舟舞台
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