神武天皇が創祀、後に筑前国衙に遷座した大城大明神、11月に真魚箸神事
[住所]福岡県太宰府市通古賀5-8-40
[電話]-
王城神社(おうぎじんじゃ)は、福岡県太宰府市通古賀にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
通古賀(とおのこが)は、北は観世音寺区、坂本区、国分区、西は向佐野区と吉松区、東は旧片野と五条西区、南は筑紫野市に接している。
『筑前国続風土記拾遺』に、筑前国衙(ちくぜんこくが)があったことによるとあり、通りは「大道」、古賀は「国衙」を意味しているという。
当社横の王城館の前に、国衙址を思わせる礎石が残されている。
当社は、寛政2年(1790年)の船賀法印『王城神社縁起』(太宰府天満宮蔵)によれば、初代神武天皇が四王寺山(王城山、大野山)に城を築いた際、山中に武甕槌命と事代主命を祀ったのが始まり。
飛鳥時代の天智天皇4年(665年)、都府楼を建てた際、事代主命を筑前国衙庄に遷し、大城大明神として祀られた。
戦国時代の天正6年(1578年)、高橋紹運を攻める秋月氏の兵火に遭って社殿を焼失したが、その後小早川隆景の寄進を受けて再興した。
明治5年(1872年)、水城村の村社に定められた。末社に早馬神社(はゆまじんじゃ)がある。
毎年11月の第1もしくは第2日曜日に宮座において真魚箸神事(まなばししんじ)が行われる。神前において供物の鯛を、真魚箸を用いて鯛に手を触れることなく、調理する儀式。
近くには榎社がある。
【ご利益】
平穏安寧、地域安全、家内安全
【関連記事】
・福岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福岡県に鎮座している神社の一覧
[電話]-
王城神社(おうぎじんじゃ)は、福岡県太宰府市通古賀にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
通古賀(とおのこが)は、北は観世音寺区、坂本区、国分区、西は向佐野区と吉松区、東は旧片野と五条西区、南は筑紫野市に接している。
『筑前国続風土記拾遺』に、筑前国衙(ちくぜんこくが)があったことによるとあり、通りは「大道」、古賀は「国衙」を意味しているという。
当社横の王城館の前に、国衙址を思わせる礎石が残されている。
当社は、寛政2年(1790年)の船賀法印『王城神社縁起』(太宰府天満宮蔵)によれば、初代神武天皇が四王寺山(王城山、大野山)に城を築いた際、山中に武甕槌命と事代主命を祀ったのが始まり。
飛鳥時代の天智天皇4年(665年)、都府楼を建てた際、事代主命を筑前国衙庄に遷し、大城大明神として祀られた。
戦国時代の天正6年(1578年)、高橋紹運を攻める秋月氏の兵火に遭って社殿を焼失したが、その後小早川隆景の寄進を受けて再興した。
明治5年(1872年)、水城村の村社に定められた。末社に早馬神社(はゆまじんじゃ)がある。
毎年11月の第1もしくは第2日曜日に宮座において真魚箸神事(まなばししんじ)が行われる。神前において供物の鯛を、真魚箸を用いて鯛に手を触れることなく、調理する儀式。
近くには榎社がある。
【ご利益】
平穏安寧、地域安全、家内安全
【関連記事】
・福岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福岡県に鎮座している神社の一覧
コメント