長崎五島列島、小値賀島の最古の神社、奈良期に沖ノ神島神社を分祀
[住所]長崎県北松浦郡小値賀町前方郷
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地ノ神島神社(ちのこうじまじんじゃ)は、長崎県北松浦郡小値賀町前方郷にある神社。地の神島神社、地ノ神嶋神社、神島神社、神嶋神社などとも。例祭は10月8日・9日。御朱印の有無は不明。

創建は不詳。小値賀島最古の神社。奈良時代直前の慶雲元年(704年)、野崎島の沖ノ神島神社に分祀し、当社が本宮で辺津宮、沖ノ神島神社を沖津宮としたという。

現在も参道は海に向かって伸びており、その先には野崎島と沖ノ神島神社がある。沖ノ神島神社と一対の神社といわれる。

御祭神は、鴨一速王・十城別王・七郎氏広王。一説に鴨一速王は日本武尊とされるが、志々伎神社と同様の御祭神。

大宝2年(702年)に南路(五島列島経由)に経路変更して遣唐使が再開されていることから、沖ノ神島神社の分祀は遣唐使の安全を祈願する意図があったものとされる。

沖ノ神島神社には有名な磐座「王位石」の巨岩がある。

当社の海のすぐそばにある一の鳥居は、肥前型鳥居のうち、特に「鎮信鳥居」と呼ばれる旧平戸藩領内のみに分布しているもの。寛文6年(1666年)の建立。

その一の鳥居から、二つの鳥居をくぐった先に社殿がある。現在は、コンクリート製の真新しいものとなっている。

小値賀島および周辺の島の自然・旧跡をまとめた「小値賀諸島の文化的景観」として、文化庁より重要文化的景観の指定を受けた。

小値賀は五島列島北部に位置する人口わずか2800人の小さな島。アメリカの民間教育団体PTPにより、世界各地の中から最も満足度の高い場所として「世界一」の称号を二度受賞しているという。

【ご利益】
水難除け、海上安全、旅行・交通安全
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