室町期の勧請、創建以来500年以上の伝統がある「海を渡る神輿」
三島神社(佐賀県東松浦郡玄海町石田1369)
[住所]佐賀県東松浦郡玄海町石田1369
[電話]0955-52-2312

三島神社(みしまじんじゃ)は、佐賀県東松浦郡玄海町にある神社。仮屋湾に浮かぶ三島に鎮座し、社名は地名に由来するため、大山祇神社を本社とする三島神社の一つではない。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

室町時代の永享12年(1440年)、値賀神社の御分霊を勧請して創建された。主祭神は天忍穂耳尊。「本願権律師俊覚坊栄春」の木札を所蔵する。

毎年10月第4日曜日に開催される「秋の大祭」は、御座船に載せた神輿を大漁旗を掲げた船が伴走し、仮屋湾内を巡る。いわゆる「海を渡る神輿」三島大祭。

湾内巡幸後、厄入りの男達の手で神輿を担いで御幸所に安置する。ほぼ創建以来か、500年以上の歴史がある、玄海町の代表的な伝統行事である。

昭和62年(1987年)からは手作りの鯛の曳き山が57年ぶりに復活している。また、地元の小学生が巫女に扮し「浦安の舞い」を奉納する。

【ご利益】
大漁満足・商売繁盛、水難除け、海上・交通安全
三島神社(玄海町) - 室町期の勧請、創建以来500年以上の伝統がある「海を渡る神輿」
【関連記事】
佐賀県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、佐賀県に鎮座している神社の一覧