戦国期の勧請、厳島を合祀、7月に石段を登る壱岐郷ノ浦祇園山笠
[住所]長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦313・314
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八坂神社(やさかじんじゃ)は、長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦にある神社。近代社格では無格社。御朱印の有無は不明。

戦国時代の元亀3年(1572年)以降の勧請と伝わる。当初は祇園社と呼ばれていたようだ。鳥居の扁額は本居神社とある。

江戸時代の正保3年(1646年)、内殿を造立した。御神像を安鎮し、厳島明神も同所に遷したという。

御祭神は、祇園大明神・素盞嗚尊市杵嶋姫命・厳島大明神・稚産靈命湍津姫命。本殿の両側に摂社が並ぶ。

元文2年(1737年)に郷ノ浦地区内の造り酒屋の杜氏が病気平癒を祈願した奉賽に山笠を奉納した。これが郷ノ浦祇園山笠の起源となる。

7月25日が祇園祭で、壱岐島内でも最大級の夏祭り。現在は毎年7月第4土・日曜日の2日間に渡って郷ノ浦祇園山笠、神輿が巡行する。

山笠を担ぎ、佐賀里の石段を登るという、特徴的な見せ場があることで知られる。

壱岐市には他に、勝本町新城西触に同名の神社がある。

【ご利益】
厄災除け、病気平癒、家内安全、地域振興・地域安全
八坂神社(郷ノ浦町) - 戦国期の勧請、厳島を合祀、7月に石段を登る壱岐郷ノ浦祇園山笠
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