川副三郷の崇廟神、佐賀鍋島藩主家の崇敬、10月秋祭に「三重の獅子舞」
[住所]佐賀県佐賀市諸富町大字為重1073
[電話]0952-47-4848
新北神社(にきたじんじゃ)は、佐賀県佐賀市諸富町にある神社。御祭神は素盞鳴尊。近代社格では郷社。御朱印の有無は不明。
飛鳥時代、第31代用明天皇の時に創建されたと伝わる。
平安時代、第52代嵯峨天皇(在位:810年-823年)の時、勅使三条大納言が再建した。
川副三郷の崇廟神で、江戸時代には藩主代々から崇敬された。
肥前国佐賀藩2代藩主鍋島光茂は万治3年(1660年)、八幡宮・淀姫社・妙見社を、寛文7年(1667年)には大堂六所社を、宝殿内に祀り相殿とした。
明治維新前までは、大祭の時には藩主より費用が出されていた。明治になり、神仏分離により、八幡宮・妙見社・大堂六所社は三重の円城寺に移された。
明治4年(1871年)12月、郷社に列した。当社地は古くは三重村新北ヶ里といわれたため、現社号が定まったという。
明治43年(1910年)10月13日には神饌弊帛料供進神社に指定された。
現在は、倉稲魂命・大山咋命・天照大神・市杵島神・武甕槌命・仁徳天皇・三女神・十城別命・岡象女神・綿津見命・鍋島勝茂を配祀する。
元亀3年(1572年)銘の天狗面2枚、元和10年(1624年)銘の刀一口、文録元年(1592年)銘の短刀一口、文久2年(1862年)銘の額1面などが伝わる。
例祭は春祭が4月19日、秋祭が10月18日・19日。県重要無形文化財「三重の獅子舞」は秋の祭典に奉納される。
赤と緑の色鮮やかな獅子がドラや笛の音にあわせて豪華な舞を繰り広げる。室町時代に越後国から伝わり、江戸時代に鍋島家が川副郷三重の川副代官に伝授したもの。
この獅子舞の大きな特徴は、二段つぎ、三段つぎという頭部の獅子使いが肩車をして舞う、曲芸的な所作にある。
拝殿右手には、当地に到来した伝説がある徐福が種をまいたと伝わるビャクシンの木や、樹齢1600年のクスノキなどの古木がある。
境内社に、八坂神社・稲荷神社・大神宮・宮地嶽三柱神社・淀姫社がある。
【ご利益】
厄災除け、病魔退散、五穀豊穣・商売繁盛

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・佐賀県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、佐賀県に鎮座している神社の一覧
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新北神社(にきたじんじゃ)は、佐賀県佐賀市諸富町にある神社。御祭神は素盞鳴尊。近代社格では郷社。御朱印の有無は不明。
飛鳥時代、第31代用明天皇の時に創建されたと伝わる。
平安時代、第52代嵯峨天皇(在位:810年-823年)の時、勅使三条大納言が再建した。
川副三郷の崇廟神で、江戸時代には藩主代々から崇敬された。
肥前国佐賀藩2代藩主鍋島光茂は万治3年(1660年)、八幡宮・淀姫社・妙見社を、寛文7年(1667年)には大堂六所社を、宝殿内に祀り相殿とした。
明治維新前までは、大祭の時には藩主より費用が出されていた。明治になり、神仏分離により、八幡宮・妙見社・大堂六所社は三重の円城寺に移された。
明治4年(1871年)12月、郷社に列した。当社地は古くは三重村新北ヶ里といわれたため、現社号が定まったという。
明治43年(1910年)10月13日には神饌弊帛料供進神社に指定された。
現在は、倉稲魂命・大山咋命・天照大神・市杵島神・武甕槌命・仁徳天皇・三女神・十城別命・岡象女神・綿津見命・鍋島勝茂を配祀する。
元亀3年(1572年)銘の天狗面2枚、元和10年(1624年)銘の刀一口、文録元年(1592年)銘の短刀一口、文久2年(1862年)銘の額1面などが伝わる。
例祭は春祭が4月19日、秋祭が10月18日・19日。県重要無形文化財「三重の獅子舞」は秋の祭典に奉納される。
赤と緑の色鮮やかな獅子がドラや笛の音にあわせて豪華な舞を繰り広げる。室町時代に越後国から伝わり、江戸時代に鍋島家が川副郷三重の川副代官に伝授したもの。
この獅子舞の大きな特徴は、二段つぎ、三段つぎという頭部の獅子使いが肩車をして舞う、曲芸的な所作にある。
拝殿右手には、当地に到来した伝説がある徐福が種をまいたと伝わるビャクシンの木や、樹齢1600年のクスノキなどの古木がある。
境内社に、八坂神社・稲荷神社・大神宮・宮地嶽三柱神社・淀姫社がある。
【ご利益】
厄災除け、病魔退散、五穀豊穣・商売繁盛

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