南北朝期の勧請、神仏分離後も清浄光寺と深いつながり続く
[住所]神奈川県藤沢市大鋸3-7-2
[電話]0466-26-0743

諏訪神社(すわじんじゃ)は、神奈川県藤沢市大鋸にある神社。御祭神は、建御名方富命・八坂刀売命。参拝すれば、御朱印を頂ける。

南北朝時代の建武2年(1335年)、清浄光寺(遊行寺)を開いた遊行上人第四代呑海が同寺院の鎮守として、信州の諏訪大社から勧請したことにより創建された。

江戸時代の慶安年間(1648年-1651年)には鳥居の前での落馬事故が相次いだことにより、風早之谷(諏訪ヶ谷戸、藤沢本町駅付近)へ転座。

さらに元禄12年(1699年)に現在地へ移転した。以来、藤沢山の守護神で、藤沢宿東方面の大鋸町や大久保町などにおける総鎮守となっている。

明治維新後の神仏分離によって清浄光寺から独立したが、現在でも祭事などでの関わりは続いている。

例祭は8月25日。清浄光寺へ渡御する。8月27日には神幸祭がある。西富地区に伝わる祭ばやし(西富ばやし)は市指定無形文化財に指定されている。

1月1日が元旦祭で、清浄光寺の遊行上人が当社を参拝、午前10時からお札の授与が行われる。

なお、市内には片瀬にも諏訪神社がある。

【ご利益】
地域振興、地域安全、家内安全、武運長久・勝運など
諏訪神社(藤沢市大鋸) - 南北朝期の勧請、神仏分離後も清浄光寺と深いつながり続く
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諏訪神社(藤沢市大鋸)の御朱印