神奈川茅ヶ崎市、日本武尊が腰掛けて休息した腰掛玉石、神仏習合の鐘楼
[住所]神奈川県茅ケ崎市芹沢2169
[電話]0467-51-0908

腰掛神社(こしかけじんじゃ)は、神奈川県茅ヶ崎市芹沢にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

茅ヶ崎市の神社では最も北部に位置している。社地の森林は市の天然記念物に指定されている。

日本武尊ゆかりの神社で、社名は日本武尊が東征の際に、この地で石に腰掛けて、大山を眺めて休憩したという伝説に由来している。

また、そこに住む村人が日本武尊を偲び、その石を御神体として社を建てたのが当社の始まりと伝えられる。

御祭神は腰掛大明神で、日本武尊・大日霊貴命金山彦命・白山彦命・宇迦之御魂命の総称。

白山彦命はあまりよく分からない神で、神名からすると菊理媛神の夫か、縁者だと思われる。

本殿脇には、その時の石と伝えられる大きな石が、腰掛玉石として祀られている。

境内には本殿や拝殿のほか、神仏習合の名残である鐘楼がある。

寛政元年(1799年)11月、社殿が再建された。現存の本殿は大正7年(1918年)に修復したもの。

天保4年(1834年)4月、火災に遭い、関係古書類などを焼失した。

例祭は9月18日で、秋季例大祭。当社は毎年7月の海の日に神奈川県茅ヶ崎市西浜海岸で行なわれる浜降祭(はまおりさい)に参加する一社である。

【ご利益】
旅行・交通安全、開運招福、産業振興、商売繁盛
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