神奈川県北金目村の鎮守の熊野社、平塚市最古の江戸前期の春日造の本殿
[住所]神奈川県平塚市北金目1436
[電話]0463-95-3237 - 比々多神社

北金目神社(きたかなめじんじゃ)は、神奈川県平塚市北金目にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

創建などは不詳。御祭神は、伊邪那岐命・速玉之男命・予母津事解之男命。古くは熊野社といい、江戸時代には北金目村の鎮守だった。

天正19年(1591年)11月、徳川家康から朱印地2石を与えられている。

本殿は、神社覆殿の内部に祀られている。平塚市内では唯一、神奈川県内でも数少ない春日造の本殿。

建立年代は、江戸時代前期と推定され、市内の神社建築では最も古いもの。市の重要文化財に指定されている。

江戸時代後期の天保12年(1841年)に編纂された『新編相模国風土記稿』には「幣殿、拝殿、神楽殿等あり」と記されており、当時これらがあったことが分かる。

現在境内に建つ幣殿・拝殿及び本殿を収める覆殿は、慶応4年(1868年)に造られたもので、そのことを示す棟札が残されている。

明治3年(1870年5月)には熊野神社に改称、村社に列する。明治9年(1876年)、現社名に改称した。大正4年(1915年)、幣帛供進神社に指定される。

例祭は4月18日で、現在は4月第3土曜日に執行される。けやき、くすのきが市の保全樹木に指定されている。

当社の南西には真田神社がある。現在当社は、比々多神社の兼務神社である。

【ご利益】
地域・家内安全、夫婦和合
北金目神社 - 神奈川県北金目村の鎮守の熊野社、平塚市最古の江戸前期の春日造の本殿
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