神奈川鶴巻温泉に鎮座、鶴巻の旧地名「落幡」を冠し、「落幡」の伝承が残る
[住所]神奈川県秦野市鶴巻南2-21
[電話]0463-95-3237 - 比々多神社

落幡神社(おちはたじんじゃ)は、神奈川県秦野市鶴巻南にある神社。温泉地として有名な鶴巻温泉のある鶴巻地区にある。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

「落幡(おちはた)」は鶴巻の旧名であり、昭和30年(1955年)までこの近辺の地名も落幡だった。現在は比々多神社の兼務神社である。

御祭神は、大己貴命橘姫命。「落幡」という地名に関して、下記の二つの説が伝わる。
その昔、中将姫が織り上げたとされる大きく美しい幡(旗)がこの地に舞い降りた
鎌倉時代の武将である善波重氏(太郎)がこの地で幡曼荼羅という妖怪を射落とした
現在、落幡の名はこの神社と近くのバス停「落幡」と「下落幡」、そして神社の前の坂を下っていった先にある「下落幡橋」という小さな橋などに残されている。

当社は明治7年(1874年)に大住郡落幡村内の無格社を合祀して現社号を称した。昭和15年(1940年)には皇紀2600年記念碑が建立された。

昭和48年(1973年)4月9日、社殿屋根の葺き替えが行われ、昭和61年(1986年)4月、鳥居を新調した。

例祭は4月9日。動座祭・神幸祭・鎮座祭が行われる。

【ご利益】
縁結び、夫婦和合
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