福島県郡山市、江戸中期に伏見稲荷を勧請、鳥居が連なる独特の景観
[住所]福島県郡山市白岩町高屋敷277-2
[電話]024-943-6396
高屋敷稲荷神社(たかやしきいなりじんじゃ)は、福島県郡山市白岩町高屋敷にある神社。境内まで数多くの鳥居が連なっている独特の景観で知られている。参拝すれば、御朱印を頂ける。
白岩在住の鈴木権兵衛は、元禄年間(1688年-1704年)までに長い間庄屋の職にあった。
宝永年間(1704年-1711年)、年々の凶作で里人達が大いに困っていたところ、年貢免除の沙汰が下されたという。
当社では、「時の天皇に税金の免除方をお願いしたところ、三年間の免除をして下さいました」とあるが、仁徳天皇伝承との混乱か、時代的に、天皇への直訴や、天皇の職権などとはかみ合わない。
どちらにしろ、年貢免除に感激した里人たちが鈴木庄屋を中心に五穀の神として名高い京都伏見稲荷神社の御分霊を正徳3年(1713年)勧請して創建したのが当社。
御祭神は、宇迦之御魂命・猿田彦命・天之宇豆売命。
その後、享保(1716年-1736年)・明和(1764年-1772年)・天明(1781年-1789年)と、飢饉を経るごとに、信者が増加したという。
嘉永年間(1848年-1855年)に奉建された社殿は、明治になり拡張、大正15年(1926年)には新築され、現社殿となる。また、石垣を積み石段が奉納された。
昭和9年(1934年)には拝殿が改築されている。参道の朱鳥居は崇敬者から願掛け成就で奉納された奉納鳥居で、現在は150本だが、戦前は4000本もの鳥居が舞木駅まで連なっていたという。
平成の世にも、御祭典を記念し境内拡張がなされた。境内には白狐社、御神石がある他、「招霊木」(おがたまの木)がある。
例祭は、10月第2日曜日で秋季例大祭。前日が宵宮祭で、提灯行列がある。旧暦2月の初午の日に初午大祭が、6月第1日曜日に御田植祭がある。
【ご利益】
五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、身体壮健、交通安全、安産、学業・受験合格(公式HP)
【関連記事】
・福島県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福島県に鎮座している神社の一覧
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高屋敷稲荷神社(たかやしきいなりじんじゃ)は、福島県郡山市白岩町高屋敷にある神社。境内まで数多くの鳥居が連なっている独特の景観で知られている。参拝すれば、御朱印を頂ける。
白岩在住の鈴木権兵衛は、元禄年間(1688年-1704年)までに長い間庄屋の職にあった。
宝永年間(1704年-1711年)、年々の凶作で里人達が大いに困っていたところ、年貢免除の沙汰が下されたという。
当社では、「時の天皇に税金の免除方をお願いしたところ、三年間の免除をして下さいました」とあるが、仁徳天皇伝承との混乱か、時代的に、天皇への直訴や、天皇の職権などとはかみ合わない。
どちらにしろ、年貢免除に感激した里人たちが鈴木庄屋を中心に五穀の神として名高い京都伏見稲荷神社の御分霊を正徳3年(1713年)勧請して創建したのが当社。
御祭神は、宇迦之御魂命・猿田彦命・天之宇豆売命。
その後、享保(1716年-1736年)・明和(1764年-1772年)・天明(1781年-1789年)と、飢饉を経るごとに、信者が増加したという。
嘉永年間(1848年-1855年)に奉建された社殿は、明治になり拡張、大正15年(1926年)には新築され、現社殿となる。また、石垣を積み石段が奉納された。
昭和9年(1934年)には拝殿が改築されている。参道の朱鳥居は崇敬者から願掛け成就で奉納された奉納鳥居で、現在は150本だが、戦前は4000本もの鳥居が舞木駅まで連なっていたという。
平成の世にも、御祭典を記念し境内拡張がなされた。境内には白狐社、御神石がある他、「招霊木」(おがたまの木)がある。
例祭は、10月第2日曜日で秋季例大祭。前日が宵宮祭で、提灯行列がある。旧暦2月の初午の日に初午大祭が、6月第1日曜日に御田植祭がある。
【ご利益】
五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、身体壮健、交通安全、安産、学業・受験合格(公式HP)
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