陸奥白河藩3代藩主松平定信を祀る、樹齢200年のシダレザクラや江戸期の茶室
[住所]福島県白河市菅生舘2
[電話]0248-23-3015
南湖神社(なんこじんじゃ)は、福島県白河市にある南湖県立自然公園(南湖公園)に鎮座する神社。御祭神は松平定信(守国大明神)である。近代社格では県社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
定信(1759年-1829年)は、陸奥白河藩3代藩主、定綱系久松松平家9代当主で、江戸幕府8代将軍徳川吉宗の孫に当たる。南湖公園には定信が定めた「南湖十六勝十七景」がある。
後に初代宮司となる中目瑞男の呼びかけにより、地元市民や定信を崇敬する人々、また渋沢栄一の支援もあり、大正9年(1920年)5月10日に神社設立が認可され、大正11年(1922年)6月11日に竣工し、御鎮座大祭が行われた。
楽翁桜と呼ばれる樹齢200年のシダレザクラが御神木。定信が後に名乗った楽翁が命名の由来。
寛政年間(1789年-1801年)に白河藩士三輪権右衛門(待月)が、父で茶人である長尾仙鼠のために別邸内に建立した松風亭蘿月庵という茶室がある。
定信も好んで度々訪れていたが、文政6年(1823年)に松平氏の桑名藩移封に際して、常盤惟親に譲渡されてその邸宅に移築された。
明治初めその邸宅が西白河郡役所の敷地に転用後も同地に残っていたが、大正12年(1923年)5月に当社に寄贈され現在地に再度移築された。県の重要文化財に指定されている。
境内には宝物館があり、定信直筆の書や自画像、渋沢栄一が奉納した書や絵画などを展示していた。東日本大震災の影響により閉館。展示物はすべて白河市歴史民俗資料館で保管されている。
例祭は5月3日が春季例大祭、11月3日が秋季例大祭。
松平氏が転封した桑名には現在、かつては白河城内に祀られていた鎮国守国神社があり、ここでも定信が合祀されている。
【ご利益】
願一切成就の神、厄除開運・方位除け、学業・受験合格、縁結び(公式HP)

【関連記事】
・福島県の旧県社 | 府県社とは? - 旧県社(縣社)・旧府社、その都道府県の中で有力な神社
・福島県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福島県に鎮座している神社の一覧
[電話]0248-23-3015
南湖神社(なんこじんじゃ)は、福島県白河市にある南湖県立自然公園(南湖公園)に鎮座する神社。御祭神は松平定信(守国大明神)である。近代社格では県社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
定信(1759年-1829年)は、陸奥白河藩3代藩主、定綱系久松松平家9代当主で、江戸幕府8代将軍徳川吉宗の孫に当たる。南湖公園には定信が定めた「南湖十六勝十七景」がある。
後に初代宮司となる中目瑞男の呼びかけにより、地元市民や定信を崇敬する人々、また渋沢栄一の支援もあり、大正9年(1920年)5月10日に神社設立が認可され、大正11年(1922年)6月11日に竣工し、御鎮座大祭が行われた。
楽翁桜と呼ばれる樹齢200年のシダレザクラが御神木。定信が後に名乗った楽翁が命名の由来。
寛政年間(1789年-1801年)に白河藩士三輪権右衛門(待月)が、父で茶人である長尾仙鼠のために別邸内に建立した松風亭蘿月庵という茶室がある。
定信も好んで度々訪れていたが、文政6年(1823年)に松平氏の桑名藩移封に際して、常盤惟親に譲渡されてその邸宅に移築された。
明治初めその邸宅が西白河郡役所の敷地に転用後も同地に残っていたが、大正12年(1923年)5月に当社に寄贈され現在地に再度移築された。県の重要文化財に指定されている。
境内には宝物館があり、定信直筆の書や自画像、渋沢栄一が奉納した書や絵画などを展示していた。東日本大震災の影響により閉館。展示物はすべて白河市歴史民俗資料館で保管されている。
例祭は5月3日が春季例大祭、11月3日が秋季例大祭。
松平氏が転封した桑名には現在、かつては白河城内に祀られていた鎮国守国神社があり、ここでも定信が合祀されている。
【ご利益】
願一切成就の神、厄除開運・方位除け、学業・受験合格、縁結び(公式HP)

【関連記事】
・福島県の旧県社 | 府県社とは? - 旧県社(縣社)・旧府社、その都道府県の中で有力な神社
・福島県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福島県に鎮座している神社の一覧

コメント