近世には天神社・天満天神宮と呼ばれた、式内論社「大庭大明神」
大庭神社(神奈川県藤沢市稲荷997)
[住所]神奈川県藤沢市稲荷997
[電話]0466-24-5590 - 皇大神宮

大庭神社(おおばじんじゃ)は、神奈川県藤沢市稲荷にある神社。現在は鵠沼皇大神宮の兼務神社であり、御朱印も鵠沼皇大神宮で頂ける。

延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 相模国 高座郡「大庭神社」に比定される式内社(小社)の論社。

引地川沿いの丘陵に位置する。近世以前のその他の記録や社伝は存在せず、創建や由緒などは不詳。主祭神は神皇産靈神。江戸時代には「天神宮」「大庭大明神」「大庭天満宮」と呼称されていた。

当社の由緒に関する境内案内板では「相模十三社の一にして小社に列せられ 当地は往古より旧地なりと伝承す」と書かれている。

境内にある梵鐘は享保6年(1721年)の鋳造で、当初は「天満天神宮」と書かれていたとされるが、この文字は削り取られ、新たに「大庭大明神」という文字が彫られたと伝えられる。

また、市の教育委員会が出版している『藤沢の文化財』によると、明治以前の当社は「天神社」という名で呼称されていたという。

安永6年(1777年)、 神祇伯資顯王によって大庭城を拠点としていた大庭三郎景親を、さらに天明3年(1783年)、 諏訪部定太郎・山崎六郎兵衛包高らの願いによって菅原道真をそれぞれ勧請・合祀した。

明治の神仏分離令以前は、当社の裏にある成就院が別当寺として、当社の管理を行なっていた。また、詳細は不明ながら、高座郡大庭郷の鎮守「大庭御霊神社」とも呼ばれたという。

例祭は9月13日。式内社「大庭神社」の論社は他に、「大庭神社旧跡」とされる市内大庭の熊野神社がある。

【ご利益】
原初の天神と平安期以来の天神を併祀、学業・受験合格
大庭神社(藤沢市) - 近世には天神社・天満天神宮と呼ばれた、式内論社「大庭大明神」
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