奈良朝に御在所岳の山頂に設けられた天智天皇廟、2月に争奪・ダゴ祭り
[住所]鹿児島県志布志市志布志町田之浦字宮地559
[電話]-
田ノ浦山宮神社(たのうらやまみやじんじゃ)は、鹿児島県志布志市志布志町田之浦にある神社。正式には山宮神社のみ。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
鹿児島県には天智天皇に縁のある神社が多いが、ここもその一社。御祭神は、天智天皇・大友皇子・弥都波能賣命。
奈良時代の和銅2年(709年)、標高530メートルの御在所岳の山頂に天智天皇廟が設けられ、その山裾に大友皇子が祀られたという。
社伝によると、平安時代の大同2年(807年)に山頂にあった天智天皇廟が山麓に移り当社に、山裾にあった大友皇子を祀る神社が移転して安楽山宮神社になったとされる。
しかし、安楽山宮神社の社伝では、同社の創祀が山頂の天智天皇廟であり、大同2年に大友皇子を祀る山口大明神などを合祀したとある。
どちらにしろ、安楽山宮神社とは深い関係にある。
例祭は毎年2月第1日曜日で、ダゴ祭り。紅白の餅(団子(ダゴ))を孟宗竹の前に花束のように取り付けたたいまつが氏子から奉納され、その後「神舞」が奉納され、神舞終了後に団子を参拝者で取り合う。
大豊作の稲穂のようなタゴには今年の豊穣への願いが込められ、家内安全・無病息災が祈願される予祝行事である。
神舞は33曲あったが、現存するのは24曲で、毎年6曲ほどが交代で演じられる。県指定無形民俗文化財である。
安楽山宮神社では、2月第2と第3の週末に各種祭典が行われる。
【ご利益】
五穀豊穣・商売繁盛、無病息災、家内安全
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・鹿児島県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、鹿児島県に鎮座している神社の一覧
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田ノ浦山宮神社(たのうらやまみやじんじゃ)は、鹿児島県志布志市志布志町田之浦にある神社。正式には山宮神社のみ。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
鹿児島県には天智天皇に縁のある神社が多いが、ここもその一社。御祭神は、天智天皇・大友皇子・弥都波能賣命。
奈良時代の和銅2年(709年)、標高530メートルの御在所岳の山頂に天智天皇廟が設けられ、その山裾に大友皇子が祀られたという。
社伝によると、平安時代の大同2年(807年)に山頂にあった天智天皇廟が山麓に移り当社に、山裾にあった大友皇子を祀る神社が移転して安楽山宮神社になったとされる。
しかし、安楽山宮神社の社伝では、同社の創祀が山頂の天智天皇廟であり、大同2年に大友皇子を祀る山口大明神などを合祀したとある。
どちらにしろ、安楽山宮神社とは深い関係にある。
例祭は毎年2月第1日曜日で、ダゴ祭り。紅白の餅(団子(ダゴ))を孟宗竹の前に花束のように取り付けたたいまつが氏子から奉納され、その後「神舞」が奉納され、神舞終了後に団子を参拝者で取り合う。
大豊作の稲穂のようなタゴには今年の豊穣への願いが込められ、家内安全・無病息災が祈願される予祝行事である。
神舞は33曲あったが、現存するのは24曲で、毎年6曲ほどが交代で演じられる。県指定無形民俗文化財である。
安楽山宮神社では、2月第2と第3の週末に各種祭典が行われる。
【ご利益】
五穀豊穣・商売繁盛、無病息災、家内安全
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