岩手「似鳥のサイトギ」で知られる似鳥観音に白幡八幡を合祀した八幡宮
[住所]岩手県二戸市似鳥字林ノ下37番
[電話]0195-23-3641

似鳥八幡宮(にたどりはちまんぐう)は、岩手県二戸市似鳥にある神社。御祭神は誉田別尊(八幡神)。御朱印の有無は不明。

創建は不詳。戦国時代の天正5年(1577年)、24代南部晴政の時代に田口刑三郎が修築したとの記録が残る。

さらに、江戸時代に入り、寛永9年(1632年)、寛文4年(1664年)、正徳4年(1714年)、明和2年(1765年)にも修築された。

明治4年(1871年)、奥州南部三十三所順礼三十二番札所の似鳥観音(似鳥観世音)に白幡八幡を合祀し八幡宮と改称した。

現在も境内に長流山観音堂がある。御本尊は似鳥観世音(飯近山観音)。糠部三十三観音霊場第三十二番番外札所。

例祭は旧暦1月。それにあわせて行われる「似鳥のサイトギ」が有名。旧暦1月6日に行われる年占行事である。

極寒の中、厄男が裸参りをして、燃え盛る「サイトギ」を長い棒で突っつき、その炎の方向などでその年の作柄を占う。

【ご利益】
厄災除け、五穀豊穣・商売繁盛
似鳥八幡宮 - 岩手「似鳥のサイトギ」で知られる似鳥観音に白幡八幡を合祀した八幡宮
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