「遠野遺産」第37号の権現様、田畑の中に茅葺屋根の小さな社殿
[住所]岩手県遠野市青笹町中沢21地割
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荒神神社(あらがみじんじゃ)は、岩手県遠野市青笹町中沢にある神社。権現様を祀り、地元では「荒神様」と呼ばれている。「遠野遺産」第37号。御朱印の有無は不明。

遠くに早池峰山を望み、周囲を田畑に囲まれた狭い土地に、茅葺屋根の小さな宝形造社殿が周辺に立つ樹木とあわせて独特の風景を形成している。

日本の原風景、また遠野市を代表する風景としてその素朴さが評価され、遠野市の観光ポスターをはじめ、様々な書籍や作品に登場している。

昔、この地に大きな杉の木があり、権現様が気に入って家人の夢の中に登場し、「あの杉の木のところに住みたい」といい、現在地に宮を建てて祀ったという。

当社の権現様が隣の地区にある権現様とケンカして、片耳をかじり取ったという言い伝えもある。

【ご利益】
五穀豊穣・商売繁盛、地域・家内安全
荒神神社(遠野市) - 「遠野遺産」第37号の権現様、田畑の中に茅葺屋根の小さな社殿
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